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ナイキ ジョイライド ラン(JOYRIDE RUN)で走ってみた ーあれ?足が痛い...

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ナイキのジョイライド ランを履いて実際に走ってみました。
当初クッショニングや履き心地、反発などの見出しでまとめようと考えていたのですが、実際に走ってみるととてもそういうまとめ方のできるシューズでは無いという状況でした。どういう事か?について解説していきます。

基本的に現在履いているペガサス36との比較を書いていきます。

 

私のレベルと現在までの状況

まずレビューにあたって、私のレベル感や状況についてお伝えしておきます。
コロナ禍のテレワークで少し走る時間が増えています。とは言え、忙しい時は走れませんし、明るい時間も人が多いので走るのは避けています。
さらに、あまり遅い時間にも走らないので大体月間50km前後の走行距離です。
※5km前後を週に数回走る感じです

そして、週末に時間ができた時でも10km前後を走るぐらいです。
ペースは大体5分x秒〜5分30秒ぐらいで、ミッドフットで走っています。

2年前に走っている最中に足が痛んだことがあり、2ヶ月ぐらい走るのを止めていました。右足がオーバープロネーション気味になったのです。
その後、ズームストラクチャー20を購入して、さらにフォームの改善などに取り組んで現在に到ります。現在のところ痛みは全く出ていません。
病院で診てもらった際に、扁平足気味であると言われました。

ランニング自体は既に20年近くやっています。と言っても熱心に取り組んでいるのはここ数年のことであり、それよりも前は月に数回(週末)に走る程度(月20km前後)でした。

 

ジョイライド ランに足を入れてみました

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ジョイライド ランは発売して一年以上経過していますが、私には最新なのでワクワクしながらシューレースを締めました。ヒールの部分が内側と外側で分離していて不思議なフィット感です。ただ安定感は高いと感じます。このヒール部分の作りは一つの正解だと思います。 

もちろん店頭でも履いたのですが、実際にランニングソックスを履いてからシューズを履くと意外ときつく感じます。ランニングソックスが普段のソックスよりも薄いからでしょうか?そして、歩いた感じのクッショニングは良好なのですが、ペガサス36とはクッショニングの雰囲気が違います。
ペガサス36は全体のクッショニングが良いのですが、ジョイライド ランは柔らかい部分と硬い部分とが混在している感じです。

 

最初の2kmまでの感想

敢えて2kmとしています。2kmでシューズのクッショニングが変わったのです。
走りはじめは硬いと感じました。それはクッションが効いていないとすら思えるほどです。そして走りはじめはビーズが安定しないからか、足裏外側が走り始めて早々に痛み出しました。

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こんな部分が痛むことはないですし、普段使わない筋肉が痛む様な感覚です。今まではシューズを変えてもこんなことはありませんでした。不安定なビーズに乗って走っているためなのだろうか?

そんな間も相変わらずクッションが効いている感じはしません。公式でペガサス36に対して14%もクッションが向上していると言われているにも関わらずです。
しかし、ひょっとしてと思い、ミッドフットからヒールストライクに変えてみたところ、ヒール部分のクッショニングは非常に高いと感じられました。

 

2kmを超えたあたりで様子が変わりました

2kmを超えたあたりでこのシューズの雰囲気が変わりました。
足裏外側の痛みも無くなりました。おそらく足が慣れたか、ビーズが馴染んだのでは無いかと思います。それと共に、ミッドフットでもショックが吸収されていると感じる様になってきました。要は走りはじめの違和感が無くなってきた感じです。
しかし、ペガサス36と比較してクッショニングが高いと言えるほどではありません。
そして、ショック吸収時の沈み方が不思議に感じます。砂浜を走っている時の様な沈み方をするのです。要はショックは吸収されるが反発をあまり感じないのです。

履いて直ぐよりは良くなったのですが、公式で言われている感覚とは程遠いと感じます。

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出典:https://www.nike.com/jp/running/shoe-finder

軽めのランという点には同意できるのですが、クッショニングと反発力についてはいずれもペガサス36の方が高いと感じています。

 

4kmを超えて再び様子が変わりました

走り初めに感じていた足の痛みはすっかり無くなり、クッションも良い感じになってきました。ペガサス36とは明らかに感じが違うのですが、ショックは吸収してくれます。やはりビーズが馴染んできたという事なのだろうか?
だとすると、慣らしの必要なシューズだと思いますし、ひょっとしたら気温などによって、ビーズが硬くなったり柔らかくなったりするのでは無いかと思ってしまいます。
仮にそうであるとすると、劣化も早いのではないかと今から危惧しています。

クッションが良くなってきたと共に、徐々にわずかながら反発も感じる様になってきました。しかし、不思議な事にペースが上がりません。先日の歯の処置をしたこともあって、1週間ぶりのランニングなのですが、私の場合は1週間開くことは珍しいことでも無いので、まだ自分がシューズに馴染めていないのかもしれないです。

さらに走り進めると、つま先側のビーズも馴染んできたのか、足の指先が少しくすぐったい感じになりました。ビーズが指の間に入り込んでいる様な感覚です。そしてその後には指先にもビーズの凹凸を感じる様になってきました。これがまたくすぐったいのですw

今回は時間の関係で5km強のランニングでしたが、走っていて様子の変わるシューズというのは初めてです。次回以降どういう感じになるのか楽しみです。
例えば今回4kmで感じた状況ならばまだ良いのですが、毎回走りはじめに違和感を感じる様なシューズだと少々不安になります。

それでもヒールストライクならばクッショニングは高いですし、あまり意識しなくて良いですが、ミッドフットやフォアフットの方は不思議な違和感を感じるというのが最初の5kmを走った現時点の感想です。

 

大迫傑さん・他の方の感想

走っていると芝生の上という感覚はないですが、むしろ歩いている時に芝生の上の様なふかふか感を感じます。

興味深いです。私と同じ様な感覚だとおもいます。
上記Tweetのコメントも見てもらいえればと思います。クッショニングについても、反発についても私と同じ感覚です。そして何気にペースも私とほぼ同じですねw

ただ、疲労感については私はほぼ普段と変わりませんでした。同じシチュエーションや季節ではないのでその点は考慮する必要はあるのですが。

 

シューズの重さ

正直重いとは感じません。これはスリッポンの様にフィット感が高いシューズからかもしれません。
ただ、足の甲が低い私でもフィット感が高いと感じるぐらいなので、足の甲の高い人はきついと感じると思います。もう少し長い距離を走ってみてから、改めて重さについての感想を書かせていただく予定です。

 

不思議なシューズ

初回の履いた感想は、「不思議なシューズ」というのが率直な感想です。
そして慣らしが必要なシューズでもあると思います。

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ヒール部分がシューズの一番分厚い場所で、ビーズが一番多いからか、ヒールのクッショニングは高いのは間違いありません。ヒールストライクの方は初回から全く違和感ない至高のクッショニングが味わえると思うのですが、ミッドフットやフォアフットの人の場合は先の通り違和感を感じると思います。

初心者向けと書かれていたりするのですが、これはヒール部分の安定性が高い点を挙げれば理解できます。私が走りはじめに感じた不安定感?については頭に入れていて良いと思います。体幹がしっかりしている人であれば感じないかもしれませんが、少なくとも私は不安定感を感じました。

今後、並行してズームストラクチャー20・ペガサス36と履き比べをしてみるつもりなので、複数回に分けてレビューをさせてもらう予定です。