出典:デザイン・カラー|スタイリング|グレイス(2020年7月終了モデル)|Honda公式サイト
先日GOLF8についての記事を書きましたが、その際にマイルドハイブリッドだということに初めて気が付きました。そして、1.5L エンジン+DCT+ハイブリッドといえば、既に終売しているグレイスを思い出しました。セダン好きな私ならではのナイスな思い出し(*´艸`*)
そして、グレイスについて今更ながら調べてみました。
そもそもグレイスとは?
現時点のホンダ最後の5ナンバーセダンです。
以前FIT アリアというFITのセダン版がありましたが、その後継に位置しますが、FITアリアとは少々成り立ちが異なります。
アジアで販売されているシティを輸入して名前を変えたものがFITアリアでしたが、グレイスは国内で生産された車です。ベースはシティですけれどね。
1.5Lエンジンはなかなか元気が良く、DCTも当初は不具合が多かったようですが、ソフトウェアを更新したからか、最終的には熟成されたようです。
その辺は以下の動画をご覧いただくとお分かりになるかと思います。
私が大好きなウナ丼さんの動画です。
9:24ぐらいから実際の走行動画が出てきます。
アクセルをぐっと踏み込んだ加速やその時のエンジン音、i-DCDを使ったパドルの変速など、私が気に入ったポイントが動画に含まれています。
加速感を見ると十分に思います。そしてエンジン音がハイブリッド車なのにもかかわらず刺激的です。吹け上がりも悪くありません。セダンを欲する年配向けには十分な走行性能です。
サーキットなどでは絶対的なパワーがありませんから不満が出ると思いますが、一般道を気持ちよく走りたいだけの人ならば十分満足できるレベルだと思います。
この動画を見たらあなたもきっとグレイスが欲しくなると思います。
ずんぐりむっくりなスタイルが嫌いでした
FITと部品を共有しているからか、ずんぐりむっくりなルックスのグレイスを当初は好きではありませんでした。横のラインもプレイスラインは特徴的ながらも、1695mmに合わせるために切り落とされたようなデザインが嫌いでした。特にフロントバンパーサイドあたりは。
しかし、GOLF8の機構でグレイスを思い出したのは、貴重な5ナンバーセダンだったこともあって、記憶に残っていたからです。理由は単純で、国産では少ないDCT(ホンダ名 i-DCD)を搭載していたことが理由です。
GOLF5に乗っていたこともあってDCTには興味がありましたし、なぜ国産車はDCTが少ないのか不思議に思っていたところに登場したこともあって印象に残っていました。
私はEKシビックが好きだったので、グレイスを見た時に、EKシビック フェリオのようなスタイルで出してくれたら...と残念に思った記憶があります。
たまたまエアロを装着した姿を見た瞬間に変わった
5ナンバーセダンは、現状国産新車ではカローラアクシオしかなく、次に買うときはカローラアクシオかなと、冗談めかして妻には言っています。
しかし、たまたまエアロ装着のグレイスの姿を見かけたところ、なんと格好良いではないですか!昔から、エアロを装着して車高を落とすと、大抵の車は格好良くなると思っていましたが、まさにその通りでした。
あれだけ厚ぼったくてイマイチなスタイルだなぁと思っていた車が突然格好良く見えたのです。そして、運転している時に気になり出したら、街中では結構グレイスが走っていることに気が付きました。昨年終売したのももちろん覚えていましたが、最後に叩き売りでもしたのでしょうか?それともセダン愛好家たちが、5ナンバーセダンを惜しんで買ったのでしょうか?
いずれにしても、エアロを装着すると、まとまり感も出てかなり洗練されます。
特に私はメッキが嫌いなため、フロント周りにメッキがたくさん使われているグレイスは嫌いだったのかもしれません。しかし、メッキ部分がブラックパーツに変わると、途端に洗練されたデザインに見えます。最初からメッキなんて使わなければよかったのに...と思ってしまいます。そしたら買ってたかもしれないのに。
エアロもModuloと無限から出ていますが、私はModuloの方が好みです。
平たくいうと無限は攻撃的なデザインで、Moduloはいわゆるメーカーっぽい大人なエアロです。グレイスの車の雰囲気や印象を踏まえると、無限よりもModuloの方が合っていると感じました。
Moduloのエアロを纏ったグレイスは上記サイトを是非ご覧ください。
ボディーカラーはとりあえずおいときますが、トランクスポイラーがブラックなのとフロントグリル部分のメッキが黒のパーツに変わっています。後ミラーもね。この辺がスポーティーに見える要因です。
当然ホイールもブラック系が似合いますが、この方はホイールもしっかりブラックで決まってます。ドアハンドルもブラックにしたら完璧です。このブルーのボディーカラーもコンパクトなセダンだったら似合いますね。ホワイトかシルバーにブラックエアロが良いと思っていましたが、赤とか青でも良さそうです。
コンパクトカーらしく少し色で遊びを入れるのはありだと思います。
コンパクトであるが故に良いところ
ハイブリッドでもあるので、燃費については間違いありません。
さらに、ハイブリッドでモーターやバッテリーなどを搭載しているのに1.2トンを下回ります。なかなか軽量なところも良いです。(現在の車は1.5トンを超えるので...)
きっと1.5Lエンジン(110ps)+モーター(29.5ps)で軽快に走ってくれることと思います。
コンパクトな車なので、タイヤも標準で15インチか16インチです。
全てにおいてコスパが良いのです。最近タイヤを変えましたが、軽く15万円ぐらい持っていかれてしまいます。長く乗ることを考えると、こういう部分のコスパも重要です。
以下のようにサーキット走行をすれば、タイヤは数回でダメになります。
これが今時の17インチや18インチの車だったらタイヤ代はとんでもないことになります。
しかし、グレイスで15インチや16インチを履いているならば、大きいタイヤよりも安価に楽しむことができるわけです。冬場のスタッドレスなんかも同様ですね。
それでいて走りが楽しければ言うことなしなわけですよ!
今なら中古車もディーラー系中古販売に走行少の車も多数
終売して一年ですから、まだディーラー系の中古車販売でも多数取り扱っています。
それも数千キロの車体が多数あります。(現時点で15台あります...欲しい...マジで欲しい...)
これは魅力です。ディーラー系の中古車だと保証も付いてますからね。
流石に無保証の中古車は買いたくないですし。
その際に、ホンダアクセスのModuloオプション(エアロ全般)とModulo サスペンションを装着すれば取り敢えず完璧です。タイヤがすり減ってきた頃にブラックのホイールとタイヤを交換してさらに完璧です。もう少しだけ幅のあるタイヤにしたいですね。
欲を言えば、無限のマフラーも取り付けたいところです。当然爆音ではないですし。
下記の動画で無限マフラーの音がわかります。
無限のマフラーはタイコが小さめで、グレイスの車の雰囲気にはちょうど良いです。
音もメーカー製らしく静かなようで、その点も私にはちょうど良いです。
大人なコンパクトセダンという雰囲気にちょうど良いと思います。