ポケモンGOでPixel4aのバッテリーに関する2回目の検証を行いましたが、結果はあまり良いものではありませんでした。
検証内容と結果についてまとめました。
1回目の検証結果
1回目の検証結果では、3時間連続してポケモンを捕獲した時のバッテリー消費を計測しています。その際は、1時間で16%〜18%の消費でした。詳細は上の記事をご覧ください。
2回目となる今回の計測内容
妻と私が各々捕まえたポケモンを、交換するという作業を行っています。その際に、どれぐらいのバッテリーが消費しているかを計測しました。
前回とは異なり、複数日に分けて計測しているのと、バッテリーセーバー有無でも計測しています。
妻はSNSはほとんどやらなしので、Pixel4aには、標準アプリ以外には、Yahoo NEWS、Yahoo 天気、ポケモンGO、PokeGenie、LINE、Evernote、OneDriveぐらいしかアプリはインストールされていません。
計測方法
PostEver2を使って大体30分おきに記録しています。
PostEverは時間がEvernoteに記録されるので、それを元に結果を導き出しています。ちなみにXperiaはXZ1でWi-Fi運用している私のサブ機です。こちらは2年経過している物なので比較とはならないため、参考値として記録していますが、本記事では触れません。
計測結果まとめ
3日間計測した結果は下記の通りです。
今回の平均値をとると、大体1時間で19%のバッテリーを消費しています。そのまま継続すると、約5時間弱の継続利用時間となります。
ちなみにポケモンGOの交換機能は、2台のスマホでお互いの持つポケモンを入れ替えるという機能です。サーバーとの通信は頻繁に発生していますし、位置情報で交換可否を判断しているので、GPSも常時使っていると思います。
1時間当たりの消費率 | 想定利用時間 |
19% | 535分 |
8.92時間 |
1時間当たりの消費量は、先日の捕獲時(16%〜18%)と同等という結果となりました。一般的に捕獲が基本的な操作になると思うので、今回よりも前回の結果の方が実際の使用に近いと思いますが、結果としては大きく変わりませんでした。
捕獲も自宅内の様にし続けるわけでは無く、歩いたり目的のポケモンを探したり、ジムに向かって歩く事を考えれば、概ね1時間で15%前後の消費と考えるのが妥当だと思います。あとは、気になる点として今回は全て自宅内なのでWi-Fi運用となっているが、これが4G環境の場合に、変化があるかどうか?ということだが、これはまた別の機会に検証してみようと思います。
バッテリーセーバーの効果
バッテリーセーバーは、もともとバックグラウンドアプリの動作を制御する物なので、SNS系アプリが少なく、尚且つアプリ自体のインストールが少ない今回は、効果が認められませんでした。SNS系のアプリが多数入っている場合などは、効果があると思われますが、今回の結果からは分かりません。
Pixel スマートフォンでバッテリー セーバーを使用する - Pixel Phone ヘルプ
現時点でのPixel4aの評価はバッテリー以外は良好
- 軽量で日常使いには非常に良い
- 動作速度も軽快で全く不満なし(ポケモンGO含む)
- コロナ禍のマスク着用時に指紋認証が高速で快適
- シンプルなデザインが素晴らしい(白もあってよかったのでは?)
- バッテリーの持続時間はいまいち
普段それほど画面を開かない人にとっては、安価で最適な一台になると思います。(例えばLINE等のメッセンジャーアプリぐらいしか使わない人)
連続使用時間の長い人は、外出時にモバイルバッテリーが必須だと思います。
買って早々の機種でこの印象になるということは、やはりバッテリーはネックと言わざるを得ないと思います。過去の私の記事でiPhoneについてもバッテリーについて語っていますが、少なくとも買って早々にこんなコメントは残していません。それを踏まえると、端末自体はとても良いのですがバッテリーの持ちは不満が残るというのが結論です。
これまでのPixcel4aに関する記事
予約から開封レビュー、一回目のバッテリーの検証は以下をご覧ください。