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M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIを購入しました

OM-DとZuiko Digital 75-300mm

1月7日の爪木崎で、妻がSONY DSC-RX10で野鳥撮影しているのを指をくわえて観ていたのですが、私も野鳥が撮影したくて初めての望遠レンズを購入しました。

 

初めての超望遠レンズがM.Zuiko Digital 75-300mm

実は8年のデジイチ経験の中で、E-PL1(初代 PEN LITE)に付属だったZuiko DIGITAL 40-150mmしか望遠は使ったことがありません。
しかし、野鳥撮影に、35mm版換算300mmではおそらく足りないと思い、思い切って倍の望遠端を持つ75-300を購入しました!(35mm版換算で150-600mm!!)

私はZuiko DIGITAL 40-150mmの写りがすごく好きです。
フォーサーズ用のレンズなのでマウントアダプタを装着して利用していますが、今回はマイクロフォーサーズ用のレンズなのでマウントアダプタがなくスッキリしています。

 

M.Zuiko DIGITAL ED 75-300mmの指名買いではなく結構迷った

今回は75-300mを購入しましたが、実はいくつかの候補で迷いました。
α7のおかげでOM-D E-M5(中古で購入)の出番は減っているものの、山に行く際や望遠では便利に使っています。
とはいえ、α7が好きすぎて、高いけれどα7の望遠レンズであるSEL70300GやSEL70200Gの購入を考えてしまったのです。

www.sony.jp

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いずれも価格が高く、ちょっと野鳥を撮ってみたいという私の要望を満たすにはスペックオーバーだと感じましたし、やはりフルサイズで望遠というのは、手持ちのカメラのラインナップ(α7とOM-D E-M5)を考えても勿体無いと思いました。何よりM.Zuiko DIGITAL ED 75-300mmが安価すぎます。35mm版換算600mmで4.5万円強ですよ。このコスパは認めざるを得ません。

また、昨今ではOM-D E-M1を始めとしたOM-Dシリーズをこれまでのデジタル一眼から乗り換えてメイン機にする人も多いことを考えると、性能的には十分であると思われます。好きとはいえ、α7で望遠にチャレンジしなくてもいいのではないかという結論に至りました。

しかし、ここで終わりでは無かったのです。

妻がメインにしているRX10は1型センサーで写りも十分であり、レンズ交換がないので機動性も高い。何よりRX10m3は、望遠が我が家の無印RX10と比較して3倍の600mmなのです。

www.sony.jp

しかし、RX10は結構いいお値段するのです。なんと14万円です。

私がRX10(これも中古)を購入した時に、すでにRX10m2が発売されており、m2ですら高いと思っていたぐらいですが、それよりもさらに高いのです。

www.810note.com


RX10m3を中古で...と考えたのですが、RX10には「超解像ズーム」という機能があることを後から知り、現在のRX10でも400mmの撮影が可能であることがわかりました。
そう考えると、未だ不満の少ないRX10を買い換えるというのもどうかと思うので、RX10m3はいったん諦めました。(中古の数も少ないです) 

RX10を購入した際に、新品で売られていたLUMIX FZ1000についても調べたら望遠側は光学で400mmということで、野鳥撮影には良さそうに思いました。

FZ1000は店頭で見た時に、「野鳥の会推奨」と書かれていたような気がすると思ったのですが、今更使ったことのないメーカーの、新しいカメラを買うのも面倒だなと思い踏みとどまりました。

ただ、FZ1000はすでに終売となっており、新機種としてFZH1という機種が販売されていました。こちらは望遠側が480mmとさらに伸びて、さらに興味のそそられるカメラとなっていました。

panasonic.jp

しかし、RX10m3と同等の14万弱というお値段だったので、すぐに興味もなくなりました。あとは、α7の前に使っていたCanonのG3Xが気になりました。

見栄えも実はRX10、FZ1000と比較するとG3 Xはいいなと思っていたのですが、やはり異なるメーカーを追加すると、また操作方法を覚える必要があるし、センサーの味付けが違うので、色味に馴染めない可能性があると思ったので避けました。

私は所有したことはないのですが、Nikonの色味は気に入っています。
調べてみたところ、NikonにもRX10と同様に望遠の使える1型センサーのカメラがあることを知りました。

どうやら、まだ発売はされていない(というか延期している?)ようですが、DL24-500というカメラにはかなり食指を動かされました。

追記:その後DLシリーズは発売中止となりました
SONY RXシリーズの対抗として面白そうだったので残念です

Nikon | ニュース | 報道資料:「DL18-50 f/1.8-2.8」「DL24-85 f/1.8-2.8」「DL24-500 f/2.8-5.6」の3機種を発売

Nikon | ニュース | 報道資料:プレミアムコンパクトデジタルカメラ「DLシリーズ」発売中止のお知らせ



結局はコスパで選択

色々検討はしましたが、最終的にはコスパを重視して、M.Zuiko DIGITAL ED 75-300mmを購入しました。

OM-DとZuiko Digital 75-300mm

望遠にするとかなりの長さとなりますが、それでも非常にコンパクトですし、何よりOM-Dの5軸手ぶれ補正が使える600mmというのは魅力です。

M.Zuiko Digital ED 75-300mm

そして何より良いのは、この望遠レンズを装着しても重量が非常に軽いということです。なんと1kgを切ります。予備の20mmのレンズを持ってもw

  重量(g)
OM-D E-M5 425
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II 423
LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH. 100
合計 948

 

20mmのレンズを追加したのは、望遠レンズだけ持ち歩くのは流石に撮影の幅が限られてしまう為です。しかし、標準画角のレンズを一本持って行ってもこの重量です。

これはすごいですね。しかも、LUMIX G 20mm/F1.7 はものすごく小さいのでポケットに入ってしまいます。1枚目の写真を改めて掲載しますが、これで1kgを切っており、なおかつ40mmと150mm〜600mmとものすごい範囲をカバーしてくれるのです。

OM-DとZuiko Digital 75-300mm

これはすごいシステムです。
最近は、山登りの時にもα7を持ち歩くことが多かったのですが、夏場は汗の量が多すぎて汗に濡れるのを気にして歩いていました。しかし、ここまでのシステムになれば山登りでもかなり使えます。

苔やキノコ、色々な木々は望遠で捉えることができますし、20mmで山からの景色も撮れます。レンズ交換は若干手間ではありますが、サコッシュなどを買って手軽に交換できるようにしておけば、いい感じのシステムになると思います。冬山には登らないので、今から来春が楽しみになりました。