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サラリーマンが綴るブログ

トレッキング:金峰山 2016年09月30日

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夏休みを利用して、トレッキングをしに金峰山に行ってきました。

 

天気が良いなら予定を変更してでも山に登る!

この日も天気は良いという情報を元に急遽行くことにしました。
先日の乗鞍と同様に、東名〜圏央道〜中央と順調に通過し、勝沼ICに向かったのですが、家を出たのが4時過ぎということもあってか、この日も渋滞は無く到着しました。
 

8時に大弛峠からトレッキングスタート!

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朝日岳を経由して金峰山・五丈岩を目指します。

この大弛峠から金峰山を目指すコースは、登り一辺倒ではなく、いわゆる縦走のような登り降りがあります。お手軽に縦走の気分を味わえるので、人気があるのだと思います。実際にあるいていみると、早々に縦走気分が味わえて、とても楽しいルートです。登りの後に下りがあるので、疲れもたまり過ぎない所が良いです。

標高は2300m付近から2600m弱の登山となり、スタート時は苔むした森の中からのスタートとなります。

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きのこ好きにはたまらないですね。
色々なきのこが色々な場所から生えているので、私のように写真を撮りながら歩く人はのんびりきのこを探しながら歩くと良いと思います。

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しかし、下ばかり見ていては良い景色を逃すので、上もちゃんと見て歩きましょう(笑)

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なんの木かわかりませんが、赤い実のなっている木が、青空に映えていました。
この日が本当に良い天気であることを、お分かりいただけると思います。

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ひと登りして、下ってくるとこんな標識が出てきます。
この時点で8:45です。私も妻も撮影時間が長いので、おそらくコースタイムと比較するとかなり遅いと思いますが、誰かと競っているわけではありませんから、その辺は全く気にしませんw

ちなみに遅いのだから疲れは全然ないでしょう?とお思いのあなた!
違うのです。写真を撮るときは、手ブレを抑えたりフォーカスを合わせるために集中するので、息を止めてしまいます。(無意識にです)
ですので、撮影枚数が増えるとかなりの疲労になっているのですw

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そして程なくすると、おそらく風に当たって枯れたであろう木々の間からMt.Fuji(富士山)が見えました!

雲が一面を覆い尽くしていますが、雲の上は晴れていたのです!
気持ちいい!

しかし、こういう場所は風が当たるので少し冷えます。

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朝日岳の少し手前で岩場を登ることになるのですが、我が家の盆栽と同じコトネアスターがありました。本来はこんな感じで育つ植物なのですね。
自然のコトネアスターは、なんか生き生きしているというか、力強さを感じました。

www.810note.com

何も知らずに盆栽のお店に行き、お店の方に勧められるままに購入した盆栽ですが、リアルに育っているところを見れるのはびっくりです。

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そんなことを思いながら朝日岳にラストスパート!!
金峰山にはこの朝日岳を経由して行くことになります。
この辺は風が強く当たるからか、木々が枯れています。
そのおかげで、晴れていれば青空を見ながら登れる気持ちの良い場所です。

 

朝日岳に9時半到着!

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何者かが写り込んでいますが、気にしないでくださいw
ここまでで約一時間半ほどかかりました。
一般的なコースタイムは1時間15分らしいので、写真を撮りまくって亀の歩みのわれわれにしては十分なタイムです。

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朝日岳からは目的地の金峰山と五丈岩が見えています。
しかし、まだ小さいですね...

めげずに頑張りますが、この朝日岳からいきなり急激に下ることになります。
高所恐怖症の私だと、少々ビビるレベルの下りですw
ですので写真はありません。

この先の金峰山までは、また数度の上り下りがありますが、金峰山へのルートは急な登りはありません。緩やかな登りになるので、それほど苦労しないと思います。
五丈岩近辺でお昼ご飯にする予定なので、後少しの辛抱です。

 

開けた所で左を向けば、こんな感じで富士山が見えています。
今回の元気の活力はこの富士山ですね。

本当に天気が良くて、このトレッキングの期間中雲に遮られることなく、見続ける事が出来ました。

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11時に金峰山到着!

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一般的なコースタイムですと、1時間50分だそうです。
なぜか、我々は1時間半で到着しちゃいました。
写真撮りまくりの亀の歩みチームが、コースタイムを上回るのは珍しいことですw

2014年に購入した「週末登山詳細ルートガイド」の本のコースタイムがおかしいのですかね?

この本は重宝しています。オススメですよ。

週末登山詳細ルートガイド 改訂版 (エイムック 4003)

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  • 発売日: 2018/02/19
  • メディア: ムック
 

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金峰山の頂上にはこんな岩潜りもあります。

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そしてこちらが五丈岩です。

これが本日の目的地であり、お昼休憩の場所です。

この日のご飯は、私の定番であるセブンイレブンの「とり五目」のおにぎりを妻と半分こにして、あとはジェットボイルでお湯を沸かし、尾西の山菜おこわとカルボナーラをこれまた半分こにして頂きました。

これだけ食べるとかなり満腹である。(山菜おこわとカルボナーラは最近山に登っていなかった為、賞味期限が近かったという理由で食しました)

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そして最後にコーヒーです。
食後は帰りのエネルギー(すでにご飯で十分のような気はしますけど)になる、ちょっと甘めのコーヒーです!!
これも我が家の定番です。近くにちゃんと豆を挽いて美味しそうなコーヒーを飲んでいる方がいらっしゃいましたが、我が家はBlendyのスティック カフェオレです。

普段家ではブラックですし、ちゃんと豆を挽いて飲んでいますが、山の上だとそもそも極上の環境で飲んでいるので、このコーヒーで十分美味しいです。

何よりスティック一本で、コーヒーも砂糖もミルクも入っているので、ゴミも少なく便利なのです。

 

そんな感じで全てのイベントをクリアして帰路についた

往路がそうであったように、帰路も起伏です。ここが普通の山登りと違うところですね。通常復路は下りだけですからね。

帰路の難所は先ほど記載した朝日岳の手前の登りです。
このトレッキングでいちばんの急登となります。
帰りも往路に見逃したポイントで撮影をしつつ、2時間20分で大弛峠にもどってきました。

 

撮影機材

今回も前回の乗鞍岳と同じα7 + Carlzeiss Biogon 35mm F2の組み合わせです。

  • SONY α7(475g)
  • VM-E Close FocusAdapter(125g)
  • CarlZeiss Biogon 35mm F2(240g)

上記の構成ですので、重量の合計は840gとなります。
ザックの重量なども気にする方もいますが、カメラだけでこの重量なので、気にしないわけにはいきません。

EOS 60Dを使っていた頃は、本体で680gでEF 24-105 F4で670gだったので合計1350gでした。もちろんズームとそうでないレンズとの違いはありますが、仮にα7にもう一つ持っているSEL2470Z(Vario-Tessar T* FE 24-70mm)を装着したとしても475g + 426gの合計 901gとなり1kgを切ります。

でも、Olympus OM-D E-M5だと本体は425g、Olympus M.Zuiko 14-150mm F4-F5.6 II 285gは山向けの軽量システムとなります。

もちろん全てのカメラで本体の性能やファインダー、もちろんレンズの性能など違いがありますので、全く同じ次元で比較できるわけではありません。

Olympusの写りに対して問題がなければ、14-150mmは35mm換算で28-300mmとなりますので、広角から望遠まで一本でこなせる万能選手であることは間違いありません。

今回のトレッキング2連発で、初めて単焦点レンズだけを使ってみましたが、やはり望遠は欲しくなります。特にきのこを撮影するときにw

近場にばかり被写体があるわけではないですし、遠くの山々を望遠で撮影したいと思うことが多々ありました。次にいつトレッキングに行けるかわかりませんが、次はSEL2470Zで試してみて、さらにその次はOM-D + Zuiko 40-150mm+M.Zuiko 14-42mmあたりを持って行き、写りはもちろんのこと、システムとして何が最適なのかを見極めてみようかなと思っています。

VoightLander VM-E Close Focus Adapter 631908

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  • 発売日: 2013/12/21
  • メディア: Camera