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サラリーマンが綴るブログ

キミ・ライコネン 最後のF1 シーズン

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出典:Kimi Räikkönen Official Web Site

そろそろ...と分かっていた事ではありますが、とうとうライコネンが引退です。
一度、WRCに転向した時は、ラリージャパンを見に行って、生ライコネンを見ましたが、まさか再びF1に帰ってきて、そしてここまで長い期間、F1界にいてくれるとは思いませんでした。
ここ最近は車も本人も?パフォーマンスが上がらず、テレビ観戦していても走っている姿も大して映らなかったりしていました。レース外でもそれほど話題も無く、更にコロナ感染での欠場...。
最後の最後に再び表彰台...というのは無理だと思いますが、上位勢に食い込んで一波乱を起こすぐらいのことがあったら嬉しかったなと。まだ、今シーズンは終わっていないので、何かやってくれることを期待しています。

 

ライコネンといえば2005年のF1 日本GP!

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出典:[画像]【鈴鹿F1日本グランプリ30回記念連載】最終回 2005年、17番グリッドから最終ラップでトップに立ったライコネン / 「あの日の鈴鹿は熱かった!」2018年の日本グランプリも熱くなりそう!(21/30) - Car Watch

生涯この走りを忘れることはありません。予選途中で降った雨の影響で、
20台中、17位のポジションからスタートしての優勝です!ライコネンだからというだけでなく、F1を見ていてこれほど熱くなったレースはなかなかありません。
私の中ではシューマッハ vs ハッキネンとかマンセル vs セナといった熱いバトルも好きでしたし印象的でしたが、やはり2005年日本GPの鈴鹿が一番熱かったと思います。
他車よりも1秒以上も早いスピードで後ろから追い上げていくような感じだったと思いますが、まさか優勝するとは当初思わず、途中から「あれ?このまま行ったら優勝しちゃうんじゃない?」と思い始めてからは、目が離せなくなりました。
Youtubeに動画がアップされているので是非みてください。
胸熱ですよ!

2005 F1 日本GP(フルバージョン) - YouTube

 

2005年はライコネンとモントーヤのドライバーラインナップでしたが、モントーヤも好きだったのでマクラーレンを応援していました。
二人で合計10勝(ライコネン7勝、モントーヤ3勝)しましたが、アロンソがこのシーズンのチャンピオンでした。コンストラクターズも負けてしまいましたが、本当に面白いシーズンでした。

その後フェラーリに移籍し、2007年に初めてワールドチャンピオンになりましたが、マシンの戦闘力の低下もあって、2008年、2009年と振るわないシーズンを過ごし、F1引退をしました。

 

なんと!2010年WRCに本格参戦!

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出典:キミ・ライコネン(シトロエン) | autosport web

2009年にスポットで参戦していたので、ひょっとしてとは思っていましたが、さすがフィンランド人ですねw シーズンを通してラリーに参戦することになりました。
しかもその頃強かったシトロエンからの参戦です。
そして私は見に行っているのです。ラリージャパンを!
ちょうど北海道旅行の時期をラリージャパンに合わせて見に行きました。(もちろんチケットも買って、スーパーSSも!)

北海道までは飛行機(車とフェリーでも行きましたw)で行き、そこからレンタカーを借りて、観光がてらサービスパークやSSを見て、さらに札幌ドーム内のスーパーSSももちろん見ました!予定ではは1日目、2日目にラリージャパンを観戦し、3日目は観光を楽しむ予定だったのですが、あまりの楽しさに、3日目もレンタカーを再び借りて、リエゾンも見に行っちゃいました。そのおかげもあって、ラリー雑誌デビューもしましたw(リエゾンを見ていたところをカメラマンに撮影されていました(*´艸`*))

優勝などとは縁遠い成績でしたが、ポイントを取ったりもしていたので、見ている側としては十分楽しめました。

 

2012年 まさかのロータスからF1復帰!

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出典:2012年F1ブラジルGP キミ・ライコネンがドライブするロータスE20 | ロバート・クビカが念願のF1テストへ。事故後初めて、6年ぶりの走行の画像・写真(2) | autosport web

噂はあったので、驚きはしませんでしたが嬉しいニュースでした。
しかも、期待はしていなかっただけに所詮から入賞してポイントを獲得し、4戦目にはなんと2位表彰台!
その後も2位または3位で何度も表彰台に登り、さらには18戦目になんと優勝ですから。そして、このシーズンのランキングも3位で終えることができました。この時も復帰はしても活躍はしないだろうと言う思いだったので、シーズン通してかなり胸熱でした。
だって、ロータス自体が2011年の成績が振るわなかったのに、まるでドライバーがライコネンに変わったおかげで急成長したような感じとなったのですから。(実際のところは知らないけどw)

2013年も何度も表彰台には乗りましたが、優勝はなくむしろ安定して早いという印象をぐぐっと植え付けた年でした。この時にリタイアしないのはラリーをやっていたからなのかなとか思っていました。

 

2014年 寒いフェラーリ時代と2019年 予想通りのアルファロメオ

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出典:【F1】フェラーリが2014年ラインナップを発表、ライコネンの復帰が決定! | 観戦塾

再びフェラーリに戻ったと言うのも驚きだが、結果は全く振るわず残念な時を数年過ごしました。
残念と言っても下位に沈んでいるわけでは無く、表彰台に絡む機会が減りました。
ベッテルと組んだ2015年からは期待もしたのですけれどね。
年間4位〜6位ぐらいだったので、ポイントは確実に稼いでいますし、入賞はしているのですが、それ以上がなかったと言う感じです。返ってパッとしなかったなという感じです。

そのままルクレールにフェラーリのポジションを明け渡し、アルファロメオ(旧ザウバー)に移籍しましたが、戦闘力の低いザウバーでの成績は言うまでもありません。
フェラーリを外れたタイミングで引退という選択肢もあったと思いますが、今年含めて3年間頑張ってくれたと言うことを嬉しく思います。

 

今後はどうなるライコネン!

WRCに再度参加すると言う話もありそうです。
というのも、ライコネンがWRCに参加していた当時、フォードに在籍していたヤリ・マティ・ラトバラは、現在トヨタのチーム代表となっています。
ライコネンにWRCに戻る意思があるならば、歓迎するというコメントをしている。
残念ながら来年も車に空きはないようですけれど...ね。

同様にもとWRCのチャンピオンだったマーカス・グロンホルムは、世界ラリークロスのチームを持っていますが、ラトバラ同様に是非世界ラリークロスに参戦してほしいと思っているようです。
人気があるのは間違い無いですからね。

そういえば、ライコネンはNASCARにも出場したことがあるのですよね。成績がよかったわけではありませんが、そう言う選択肢もあるのかな?

いずれにしても、引退しても何かしら新しいことにチャレンジして、話題になってもらいたいですね。