この本は、ビジネスマン諸氏におすすめの一冊です。
私のように、ITに関する仕事をしている人であればさらにオススメです。
元マイクロソフトのプログラマーの方が書いた本ですからね。
中島聡さんは元マイクロソフトのプログラマー
この本を書いた中島聡さんは、元マイクロソフトのプログラマーです。ちなみにこの本はKindle unlimitedの対象なので、契約している私は無料で読めますが、普通の書店ならば平積みされているぐらい新しいです。
入社当初はプログラマー
この本はプログラマーである著者がやっていた仕事術を説明されている。
元プログラマーの私もすごく理解できましたし、私も無意識に実践していることがいくつかあり、非常に共感が持てました。その一つはロケットスタート仕事術です。
著者のように、最初の2割で仕事のほとんどを仕上げて、残り8割で「流しながら」仕上げるというところまでは出来ていませんでしたが、少なくとも私は、テストをじっくりするために、そして仕様変更が入ることが当たり前のようにあったので、少しでも余裕を持てるように、開発作業を予定よりもかなり早めに仕上げていました。
しかし、著者はそういったことを理論的に考えて実行されています。
それを、各行動で理解しやすく説明してくれます。
現在は情報システム部員です
現在の私は、情報システム部員でITに関する仕事ではありますが、プログラマーという職からはかけ離れた仕事内容です。
しかし、この本で紹介されているロケットスタート仕事術は、仕事の内容は違っても使えます。読み始めた頃は、プログラマーならば私もそうだったように実現できるが、同時に多くの仕事をこなすような場合には、とても使いづらいと思って読んでいました。
しかし、プログラマー以外の仕事をしている人のことも考慮したロケットスタート仕事術も記載されています。(疑問符がつかないこともないですが、一応理屈ではわかりますw)
ですので、プログラマーじゃないから読んでも意味ないや...なんて思わずに、是非手に取ってみることをお勧めします。
やってはいけないことに気がつかされた
よく馴れ合いの仕事をしていると、「なる早で」という早そうで実は早くもない微妙な期限を使っています。場合によっては超早だったりすることもありますが...
わかってはいましたが、「なる早は期限が曖昧である」と書かれています。
こういう基本的なやってはいけないことも書かれているので、改めて部下に対する指示の仕方を変えないといけないなと反省しました。
やはり指示をする方も、希望の期限で仕事をして欲しいわけですし、作業をする方にしても、明確な期限があった方が仕事の優先順位もつけやすいので、結果として進捗が思った通りに進むことにつながります。
そんなビジネスの小ネタが多数書かれており、例示も多いので、プログラマーでない方でも活用できる仕事術が見つかると思います。
やっぱりKindle unlimitedにしてよかった
この本は、今年の6月に発売されました。
先に書いたように、本屋によってはまだ平積みされています。
こんな本ですら、Kindle unlimitedの定額で読めてしまうのですから、良いサービスだと思います。もちろんKindle Paperwhiteもセットで購入をお勧めします。
バッテリーの持ちも良いですし、何より目が疲れにくく読みやすいです。
iPad miniで読むのよりも確実に快適です。