仕事の際のメモは、パソコンを使うことが少なくなりました。むしろ紙とペンを使っています。以前はOneNoteやEvernoteを使っていましたが、Evernoteは会社のセキュリティで引っかかるようになり、OneNoteは記憶にあまりにも残らないのを怖いと思い、紙とペンに戻ってきました。しかし、紙とペンではなくiPad ProとApple Pencilでも紙とペンの様な記憶にも残りやすいデジタル運用ができることに気がつきました。
在宅勤務前の仕事道具
現在気に入って使っているのはこのボールペンで、パーカーのアーバンという製品です。ペン自体に重量があるので、筆圧の弱い私でも綺麗な文字が書けます。
ただ、パーカー純正のリフィル(インクとペン先)は変えているので、興味のある方は下記の記事を見てください。もちろん純正リフィルがダメってことではなく、私の使用頻度が高すぎてインク代が馬鹿にならないというのが理由の一つです。
それとノートおよびノートのカバーはこちらです。書いたものを見返すこともありますが、それは切り離してキングクリップで挟んでまとめています。
そして、数ヶ月経つと見返す頻度もまとめてシュレッダーしています。
ペンは他に万年筆もありますし、フリクションも使います。
気分に合わせて使い分けているのですが、使用率はパーカー・アーバンが一番多いです。2,500円弱で買えるスタイリッシュなボールペンの中で一番良いのでオススメです。
値段は変わりますが、カラーのラインナップも増えています。今の自分好みのアーバンはこちらです。普段洋服で紫を選ぶことはないですが、ビジネスの際にこれを手に持っていたらちょっと注目されそうですし、薄く入ったデザイン柄がとってもお洒落です。ワンポイントに良いと思います。サインなどで相手にこんなペンを渡す人なら、その人自体に興味が湧きますよね。
あまりにもオシャレなので、別の色のインクを入れるためにもう一本買ってしまおうかなと迷うところです...
しかし、こんな私の仕事道具に「在宅」という新たな要素が加わったことで、大きな変化が生まれました。
在宅勤務開始後の仕事道具
在宅勤務が始まった3月末〜4月上旬までは先のペンと紙を使っていました。
私は一日中打ち合わせ...なんてことも多く、その最中にずっと紙とペンを使うと1日で使うページ数は数十ページにも及びます。
打ち合わせ中に気になった点やタスクなどをなぐり書きするのが悪いのはわかっているのですが、、、忘れるよりもメモっておいた方が後々記憶に残っていて良いですし、読み返すことで、失念することを防げるので致し方ないと思っています。
そして、紙にメモを取っても、最終的にはToDoアプリ(PCやスマホ)に落とし込んだり、部下に指示をしたりして紙は不要になります。
一時はOneNoteを使っていましたが、全然頭に入っていないことに気がつきました。
テキストデータがあることで、後で検索できるからか、記憶することをやめてしまっているのではないかと自分で分析しています。
これは皆がそうだとは思いませんが、少なくとも私はそうです。
PCでメモを取り、後からスマホでも確認できるという意味ではすごく便利なのですが、入力をしている最中には頭に入らないからか、結果的に見返す頻度が高くなって効率が悪いのです。
私の想像では、紙に書くことでその場で記憶しようとする緊張感が生まれ、記憶に残りやすく、PCの方は先の通り後から検索できることがわかっているので、記憶することを最初から諦めているのかなと思っています。
そうなると、ペンと紙で書いて見返す事も楽な方法を取れれば非常に効率が良いと思いました。
それをiPad ProとApple Pencilだったらどうか?と考えたのです。
iPad Pro購入当初は会社でも利用しようと思っていましたが、やはりセキュリティを考えると私物を社内で使うことは憚られます。
しかし、現在は自宅で仕事をしています。何に書いているのかは誰にも見られることはないので、試しにiPad ProとApple Pencilを使ってみたのですが、これが最高に都合が良かったです。
iPad ProとApple Pencilで書くことで「記憶に残る」のは紙とペンと変わりません。
そして、私物のiPhoneXRからでもいつでも読み返すことができます。
これで全て解決しました。隙間時間にノートを眺めているだけでも新しいアイデアや新しい問題解決方法が浮かんできて、これまた効率化に繋がっています。
ちなみに会社のタブレットPCとペンでも試しましたが、OneDriveアプリがいまいちなのかタブレットPCがいまいちなのか、使い勝手が良くありませんでした。
やはりワンテンポ遅れる感じが否めないからです。
ということで、会社のタブレットPCを使いながら、その横には私のiPad ProとApple Pencilが鎮座していつでもメモが取れ、紙と違ってページが足りなくなることがないという素晴らしい環境が出来上がりました。
強いて言えばApple Pencilの重量バランスが気に食わないところはありますが、それは一旦諦めています。
また、アプリについては一旦PenultimateというEvernote社が出しているアプリを使いましたが、どうも書き心地というか書いた線の感じが馴染めず、Apple純正のメモアプリと併用しています。個人用のメモは依然Penultimateを使っていますが、仕事のメモはメモアプリを使うという使い分けです。この辺はもう少し評価をした後に改めて記事にしたいと思います。(メモはすべてNoteShelfに集約し、書き心地の問題も解消しました)
追記 書き心地はNoteshelfが最高でした
結局Noteshelfに落ちつきました。
気になるiPad Proのバッテリー持続時間
私のiPad Proは10.5インチで少し前のものになるが、それでもバッテリーの持ちは日中使っている分には全く気になりません。
夜寝るときに充電するぐらいで、日中帯はバッテリーを気にすることはないのです。
自分では結構使っていると思っていますが、実際には電源ON/OFFをこまめにやっているからか、それほどバッテリーは減っていません。
当初はペンとメモとして使っていても、タイミングによってはバッテリーがなくなって結局一部は紙に書いて...ということになるものだと思っていたのですが、そういう心配はありません。強いてあげるとすれば、Apple Pencilのバッテリーの方が問題です。
ただ、Apple Pencilは短時間で充電できるので、昼休み中や朝の打ち合わせが始まる前のメールやチャットのチェック中に充電しておけば全く問題ありません。
こんな感じで快適に電子メモを使って快適に仕事をしています。