鳩ブログ

サラリーマンが綴るブログ

腕時計を楽しむ!

私が社会人数年目に使っていたTAKEO KIKUCHIの腕時計。スクエアなフォルムと色に惚れて購入したものです。すでに10年以上経過していますが、クォーツ(電池式)ですし壊れる可能性も低かったので捨てずにずっと引き出しにしまっていました。
たまたま義父の腕時計が壊れたという話を聞いたのですが、ホームセンターで売ってる安い時計でも買うかとか言っていたそうなのですが、さすがにねぇ...。
ということで、私の古い時計を差し上げることにしました。

 

義父の腕は異様に太い

私の上では女性並みに細いですw
しかし、義父の腕は異様に太いことがわかっています。背は私の方がぜんぜん高いんですけどね。それはさておき、その義父がこの腕時計をつけようと思うと、ベルトがかなりぎりぎり...。時々拭いたりもしていたので、ベルトも綺麗ですし本当なら電池を入れるだけでそのまま使える状態ではありますが、ちょっと厳しそうな雰囲気でした。

何よりこの時計はベルトが厚いんですよ。購入した時から唯一気に入らなかった点でもあったのですが、革が二枚重ねのようになっていて、ひょっとしたらこのボリュームを菊池さんは良いと思ったのかもしれませんが、そのおかげで革が硬くて手首も痛くなるしで、良いことなかったですw

 

ということで、やっぱりベルトを交換します!

以前もこちらで私のクレドールの腕時計のベルト交換について記載しました。この記事は結構見られているんですよ。定常的に。私も自分で交換するということをやる前までは、よっぽど長く使った人が
このTAKEO KIKUCHIの腕時計もベルトを交換します。

www.810note.com

しかも、今回はちょっとチャレンジングなことをします。
というのも、義父は今回極力お金をかけたくない、、、という思いが強くあって、年齢も年齢だから良いものなんていらないし、むしろ使えればいいと思っている程度。
そんな義父に時計本体は私が持っていたものを使うので、お金はかからないとしても、最低でも電池交換代はかかるわけですし、さらにはベルトも交換するとなるとさらにお金もかかります。

調べてみると、近所のホームセンターで電池交換は1,100円でした。 

 

高価なベルトを買ったのでは義父の意向に合わない...

ということで、ぱっと見はとっても良さそうなクロコダイルに見えますが、実は2,000円もしないベルトを買ってみました。

最安というわけではありません。安いものは1,000円程度でもあります。
ただ、防水の方が良いだろうなと思っていましたし、自分でベルトも交換できる方が良かったので、バネ棒外しも付いてたら尚良いなと思っていたらまさにこれがピッタリでした。
義父は茶のベルトが良いと言っていたので、色も合わせましたし、レビューから革が比較的柔らかいというのも確認済みです。

 

1万円もしなかった時計がベルト交換でグレードアップ

元々一万円もしない時計というわけではなく、私はアウトレットだかセールだったかで安く購入しました。当時はOMEGAの腕時計と併用していました。
機械式は日々時間の遅れが少しあったりして、それが味ではありますが、クォーツならではの時間の正確性にも改めて安心しました。

革も柔らかくてぱっと見は2,000円には見えません。自分のものだからというわけではありません。そもそも時計だって傷はありますし、20年近く前のものです。ここ10年ぐらいは引き出しで眠っていただけです。(よく革がカビ無かったなw)

安かったとはいえ、好きな時計でしたから大切には使っていたので、一般的な人が使うよりは綺麗に使っていると思います。(そういう性格なものでw)

そして、革も予想通りチープに見えない良い感じのものです。
Dバックル(メタルバンドのような止め方が出来るバックルです)なのも高級感を演出してくれています。(メッキの部分が増えますからね)

私の腕時計(機械式)はオメガとクレドールで、どちらも文字盤が色付きなものですから、ホワイトがすごく新鮮です。(実際は少しシルバーがかっていてすごく綺麗)
正直、新しいベルトだと柔らかいので腕も痛くなく、このまま自分で使いたい衝動に駆られましたが、義父にあげると言った手前このまま義父に渡しました。

義父も大喜びです。

ベルトもあらかじめ付いていたベルトよりも長さの長いものを選んでいたので、装着した感じも寸足らずになるようなこともなく、ピッタリという感じでした。
強いていうならば、良かれと思って選んだDバックルが義父の太い指では少し使いづらかったようでしたw

年配の方にはDバックルが良いだろうという私の予想は外れましたw
同じような境遇の方は、一旦普通のバックルがつけられるかどうか確認して、付けられないならば他のバックルを考えるのが良いと思いますし、付けられるのであれば普通のバックルにするのが良いと思います。

 

時計自体が安価だけど、ベルト交換で生まれ変わる時計

今回改めて白とかシルバーの文字盤の綺麗さとベルト選びの自由度を楽しいと思いました。
今後義父が使わないと言ったら返却してもらうつもりですが、その時にはグリーンや赤のベルトを装着して遊んでみてもいいかなと思っています。

パンツのベルトもそうですが、黒と茶とメタルが一般的で、それ以外っておもちゃみたいな時計だと思っていませんか?
いやいや、そんなことはありません。高級な時計にはスカイブルーだったりオレンジだったり色々なベルトが使われています。

そういう時計に真似るというわけではありませんが、自分でベルトを交換することで、たとえ安くてもこだわりを持った時計にする事ができるということです。

私はクロノグラフが好きだというのもありますが、少しフェイスの大きな腕時計とピッタリ腕に馴染むようなレクタンギュラー(四角いフェイス)や丸でも小さめの腕にフィットするタイプのフェイスと二つ持っていると使い勝手が良いと思います。

フェイスお大きな方にはアピール度が高すぎるといやらしくなるので、シンプルで綺麗なクロノグラフをお勧めします。これに以下のようなベルトを合わせてみてはいかがでしょう?

爽やかな腕時計になるかと思います。
もちろんこれからの季節に合わせて、ブラウンのクロコダイル押しのベルトなんかも合いますし、チャコール(グレー)なんかでも大人の雰囲気の腕時計になるのではないかと思います。

ベルトなのに高いと思うかもしれませんが、一度ベルトを交換してみるとわかります。
高価な時計ですが、ベルトが変わるだけでこんなに雰囲気変わるんだということが理解いただけると思います。そうなると、結果的にフェイスはシンプルなものにしておいた方が、後でベルトを色々変えてビジネスでも遊びでも使えるようにできるなというイメージ湧くと思います。コロナ感染者数がまた少しずつ増えてきていますから、コロナ前に戻るというのはまだまだ先ではないかと思います。

そう考えると、家にいるうちにこんなことをして、時たまの出かける楽しみを、より楽しめるようにしておくと良いのではないでしょうか?