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GOLF Alltrack 10,000kmを超えました

GOLF Alltrack

ゴルフオールトラックの走行距離が10,000kmを超えました。
ここまでの故障や感想を記録としてまとめたいと思います。

 

ハンドルヒーターの異常

シートヒーターとハンドルヒーターは、18インチホイールを履いたウィンターパッケージに装着されるオプションです。

私は純正の18インチホイールがAlltrackに似合うと思ったので、ヒーターには興味なかったのに、このオプションを選んだのですが結果的に大満足でした。
むしろハンドルヒーターとシートヒーターの方が今では重宝しています。(もちろん時々見かけるAlltrackで18インチの人は見かけないので、差別化の意味でも満足しています)

地下駐車場に止めている車は、紫外線には強いが寒い時期は車内がキンキンに冷えて乗り出しがかなり辛いもの。最近は、冬場のランニングやウォーキング、野鳥観察などで寒さにも慣れてきましたが、もともと寒いのは苦手で、以前の車では手袋をつけてハンドルを握っていたりもしました。
しかし、ハンドルヒーターもシートヒーターも電源を入れてすぐに温まるので、とても重宝しています。今後どんな車に乗り換えても、このオプションが選べない車は買うつもりはないほどです。雪国の方だったらなおのことだと思いますが、皆装着しているのでしょうか?

しかも、エアコンと違って風が出ないので、乾燥もしません。
その結果、冬場の運転ドライブがかなり快適になりました。

残念ながら、ある程度あったまってくると、体も温まるので、自分の熱で窓が曇ります。その結果、エアコンを入れるか、窓を開けることになりますが、窓を開けたとしても背中やお尻、手のひらがポカポカと暖かいと外気を車内に入れても寒くはありません。買い物後で、生物にエアコンの暖かい風を当てたくない時にも便利なのです。

この便利さはともかくとして、ハンドルヒーターが壊れていたらしいのです。。。
厳密にはこの冬までの間は昨年の春先に1、2度使った程度で、その際は問題ありませんでした。しかし、半年点検の際に、ログにエラーが書かれていたということで、無償で交換してもらえました。壊れていた認識はなかったのですが、保証に入っていてよかったと思った瞬間でした。

 

タイヤの空気圧低下

これはまさに先日の話になります。首都高を走行中に「ポーン」という音がなり、空気圧低下のメッセージが表示されました。

高速で釘のようなものを踏んだのかも...と焦った(さらに往路で復路をどうするか一瞬頭を抱えた)のですが、ちょうど向かった先にも同一系列のディーラーがあることを知っていたので、ディーラーに駆け込んで見てもらいました。
その結果、特に問題なく空気圧が単純に低下しているだけでした。

追記 空気圧の低下は季節変わり目に毎年の様に発生していますが問題はありません

少し前からコーナーリング時に凹凸があると、なんとグニャっとタイヤが歪む感じがしていたので、空気圧が少し前から下がっていたのだと思います。

 

でも大丈夫!不具合はその程度!

以前乗っていたVW GOLF GT TSI(GOLF5 GT TSI ツインチャージャー)でも大きな問題はありませんでしたが、今回のAlltrackも全く問題のないレベルです。

昔は輸入車なんて壊れるし...と思っていましたが、11年前のGT TSI納車後以降はまったくそういう心配はしなくなりました。今回もそれを裏付けていると思います。
むしろ国産車乗っていた時の方が大きなトラブルがあったほどです。

メーカーはあえて書きませんが、友人の国産車は購入して半年ぐらいでエンジンのピストンでトラブルがあって、走行中に車を止めるような事態になったそうです。

私が言いたいのは故障率の問題はあるにしても、国産だったら壊れないと言った幻想を抱くのは間違いであるということです。裏を返すと輸入車は壊れやすいということもないです。

そもそも、国産だって海外で生産している車もありますから、今でも輸入車は壊れやすいなんて考えている方は、生産国をちゃんと確認してから車を購入すべきです。
わかりやすいところっではマーチは海外で生産されています。国産車の代名詞のような車ではありますが生産はタイなのですよ。(マーチを選んだことに意図はありません。私はマーチやフィットなどの国産コンパクトが好きです。マーチならNISMOが欲しいと思っているぐらい好きです。)
国産とか輸入車というのは、もはやメーカーでは判別できないので注意しましょう。

 

話を元に戻します。
今回は2回目の輸入車購入となったわけですが、輸入車に対する不安はもはやありません。これは断言できますし、安いだけの国産車は買うべきではないと改めて思っています。(国産車が嫌いなわけではないので最後まで読んでください)

 

輸入車に対する抵抗はありませんが、むしろ国産車の姿勢に抵抗を感じます

上記に記載した通りマーチやフィットは好きな車です。
しかし、同サイズのVW ポロと比較するとどうしてもポロを選んでしまいます。
あくまで2018年時点では...の話だが理由は下記の通りです。

  • POLOは値段が高いが...
  • 基本性能や安全装備(標準)が充実
  • 静粛性が高い
  • 直進安定性が高い(走行性能が高い)

簡単に言わせて頂くと、国産は安価であるが輸入車で標準装備の安全装備の大半はオプションだったり、ひどい場合はオプションにも用意されていなかったりします。
さらにボディーの溶接然り、基本的な部分をしっかり作り込んでいるので、静粛性は高いですし、走行性能も国産スポーツカーの様に高いのです。(エンジン性能ではなく、あくまで走る止まる曲がるの性能です)

かつて私は国産スポーツであるインプレッサWRXに乗っていました。
欲しくて欲しくてたまらなかった車で、ようやく購入したのですが4年で売ってしまいました。燃費も悪かったが、それよりも走りが楽しかったのは言うまでもありません。
しかし、スポーツモデルでもないGOLF5 GT TSIに試乗したのが運の尽きで、欲しくて欲しくてたまらなかったインプレッサを4年で売ってGOLFに買い換えてしまい、さらにそのGOLFに10年乗ったのです。

 

なぜ、全くスポーツしていないGOLFにそれほど惹かれたのか?は以下の通りです。

  • ボディ剛性が高く、その結果コーナーリングが気持ち良い
  • サスペンションの動きが理解できないまでも、素人でもわかるほど明らかによく動いていてしっかり仕事をしてた(インプレッサはSTI製のものに交換、GOLFは当時純正だったザックス)
  • 4WDのインプレッサもまめにエンジンオイルの交換やホイールやタイヤ交換時にはアライメント調整をしていたが、FFのGOLFの方が直進安定性が高かった

上記全てを踏まえて走りが楽しかったのはGOLFだったのです!

 

インプレッサ WRXよりもゴルフの方が走りが楽しい? 

先の話をまとめると、車としての完成度が高いのがGOLFだったということになります。それが、国産4WDスポーツの一角であるインプレッサと比較してです。

現行のWRX STIは試乗したことがありませんが、高級感もましていて安易に購入できる価格帯の車ではなくなってきたので、ひょっとしたら当時(2006年ぐらい)と比較して、車の完成度はかなり上がっているのではないかと思います。
しかし、現在のコンパクトカーは、価格を下げることに注力しすぎていて、まだそこまでは行っていないのが現状です。

 

国産高級コンパクトを待っています 

私は、いつかマーチにも高剛性で安全装備もフルで装備、そしてオプションで国産の得意な便利機能を満載した高級コンパクトなグレードが選べるようになることを期待しています。

グレードで対応するのが難しいならば、AUTECHやNISMOがそう行ったスペシャルなマーチを...そしてホンダからは無限がそういうスペシャルなフィットを販売して、購入する際に輸入コンパクトと悩むような状況にしてくれることを願っています。

高齢化してきた際に、お金に不自由しない人が、「国産高級コンパクト」のニーズを持つのは決して不思議ではないと思います。

 

オールトラックには不満無し

再びAlltrackに話を戻します。GOLF Alltrackは大きな不具合もなく素晴らしい車です。
1.8LのPOLO GTIに搭載されたエンジンは、普段はおとなしく走れますが、アクセルを踏めばターボが頑張って重いボディーを引っ張って力強い走りをしてくれます。
ですので、動力性能的にも全く不満はありません。
何より車高の高さと走りの良さが、高次元でバランスされているこのSUV車は改めて良いと思っています。その理由をまとめると以下の様になります。

  • コンビニに行っても車止めは全く怖くない(前からも後ろからも止められる)
  • 悪路を走っても怖さはない(石跳ねが怖いのでスピードは出さないです)
  • 駐車場などの急な上り下りでも、バンパーを擦る心配が全くない
  • 4WDは雨の高速や濡れた首都高のつなぎ目でも不安が少ない
  • 車高が高いと言っても決してコーナーリングが辛いということはない
  • 車高にまつわる不便は全くないのに駐車場の不安も全くない(立体駐車場も安心の車高)

Alltrackのように車高が高くてもバランスの良いスタイルは、日常使いには完璧だと改めて思います。ステーションワゴンですから荷物もたくさん積めますし、175cmの父を後部座席に乗せて東北まで行ってきた際に、父も快適と言っていました。

国産の大型ワンボックスカーを買うぐらいのお金があるならば、輸入車は全然手が届きます。プレミアムなメルセデスやBMW、AUDIなどは確かに国産とは比較にならない価格帯になりますが、VWやルノー、プジョーなどは国産車との価格の開きは全然大きくありません。見た目さえ気に入れば、国産車よりも性能やデザイン性も高く、所有欲も満たされるので満足度はもちろんですが、愛着も湧くので、結果的に国産車よりも長く乗れて、結果的に長い目で見れば安価に所有することができると思います。

ワンボックスばかり目にしますが、皆と同じワンボックスではなく、敢えて輸入車のコンパクトカーを選んでみるのもおしゃれで良いと思います。

私が、2018年現在でおすすめするコンパクトカーは、スマート フォーフォーとVW UP、VW POLOです。特にPOLOは次のモデルチェンジで、以前のゴルフ並みに大型化してしまうので、今販売されているVW POLO BLUE GTかCross POLOを買っておくのが良いと思います。特に、BLUE GTは動力性能と燃費のバランスが絶妙で、そのままずっと販売してほしいとさえ思う最高のグレードです。買うなら今のうちです!

VW UP!も見逃せません。使い勝手の良いサイズとデザインのバランスは良いと思います。ただし、動力性能はあまり期待してはいけないので、その点だけ注意してください。