鳩ブログ

サラリーマンが綴るブログ

X-Pro2とXF100-400で間違った野鳥撮影をしていた

f:id:hato36:20201116111047j:plain

今まではシャッタースピードもISO感度も全てAUTO任せでした。
強いて言うならば、露出だけ調整してXF100-400mmを使っていたのです。しかし、これは野鳥撮影においては間違いだと思いました。その理由をまとめます。

 

RX10m4とX-Pro2を併用していた弊害

RX10m4はそのまま使ってもブレも少なく綺麗に野鳥が撮影できます。
この弊害なのか、X-Pro2でも同様の使い方をしてしまっていました。

設定としては、先の通りで基本的には全てAUTOで撮影し、暗い場所だとシャッタースピードが上がらず、ぶれた野鳥写真を量産していました。

しかし、いろんな方のブログと自分の撮った写真を比較してみると、シャッタースピードには大きく乖離があることがわかりました。
そこで、私もシャッタースピードだけ1/250とか1/1000とかに上げてみたのですが、その結果、「真っ黒の写真」となってしまいました。しかし、普段からRAW+JPEGで撮影していたのもあって、画像加工で露出や明るさを上げて何とか救出していました。

snapbird.hatenablog.com

 

他の方のブログではRAWで救出など聞いたことがない!

RAWからの現像にも苦労するし、そもそもXF100-400を使っている人たちの情報を見てもそんな苦労をしている様子は見られません。
露出などのEXIF情報がブログに普通に書いてあるのですが、見る限りは一般的な数値です。何よりF9とかで撮影されていたりします。シチュエーションはわかりませんが、それでも陽射しを燦々と浴びているような場所の写真ばかりではないようなので、他に何か違う点があるのだろうと考えて調べてみました。

しかし、すぐに問題点に気がつきました。 

ISO感度の上限が低すぎた

写真を撮るに際に変えられる設定に、「ISO感度」があります。
私はAUTOにしているので、勝手に「6400」とかになっているだろうと思っていたのですが、私の写真のほとんどはISO200〜600程度です。「?????」となったのですが、すぐに答えはわかりました。

f:id:hato36:20201116112440j:plain

AUTOの設定の上限は800に設定していたのです...。
以前スナップを撮る前提で、この設定にしていたのを失念しておりました。
その後XF100-400を手に入れて、X-Pro2を野鳥撮影にも使い出したのですが、AUTO任せにしていた自分の問題でした。

危うくこれに気がつかずにXF100-400を手放してしまうところでした(これは嘘w

この状態で、まともな写真が撮れるわけがないのです。
素人で恥ずかしいところですが、設定のほとんどがAUTOの私には初めての経験です。
X-Pro2野鳥撮影をやっていなかったら多分気がつかなかったでしょうし、おそらくずっとAUTOで撮り続けていたと思います。

だってAUTOだって普段のスナップには全く困らないのですから。

 

この設定を意識して他の人の写真と比較してみます

他の方の写真を見ると、明るいところでもISO800だったりするので、木々の中をISO600で撮影なんて無茶だったことが理解できます。
先のISOの上限設定を12800にしてAUTOだったらOKでしょう。
その際に上限が12800だとノイズがどの程度乗るかをみて、上限をもう少し下げるかどうかを判断すれば良いと思います。

まずは一旦その設定で里山に行ってみる予定です。平日は仕事が忙しく厳しいので週末ですね。スナップだけなら気にすることなかったのですが、野鳥撮影のおかげで少しだけカメラのことが理解できた気がします。

何でも勉強ですね。

 

X-Pro2の軍幹部に改めて感動

X-Pro2は軍幹部にシャッタースピード、ISO感度が設定できるダイヤルがあります。
今までは特に使っていなかったですし、見た目だけ格好良いなぐらいの感じでした。

しかし、今回とても意味のある機能と配置であることが理解できました。
もう少しまともに使いこなすためにも勉強します。