
過去にGarminの「vivoactive 3」を使っていたことがある。
しかし、ある日突然、充電ができなくなった。原因はどうやら充電端子まわり。よくある話だが、やっぱり残念な終わり方だった。
その後はAndroidを使っていたこともあり、Fitbitを愛用していた。
とはいえ、そもそも自分にとってスマートウォッチは必需品ではない。
強いて言えば、「手首で通知が見られる」──それだけが希望である。
そしてFitbitを選んでいたもう一つの理由は、歩数を計測できるから。
この「歩数」が、今の自分にとっては運動不足のバロメータになっている。
IgA腎症と、歩くことの意味
数年前にIgA腎症と診断され、激しい運動は控えるように言われていた。
それ以来、ランニングはやめた。
代わりにウォーキングを続けていたのだが、ある日、妻に「一人で歩いてる姿がちょっと怪しい」と言われ(笑)、なんとなく一人で歩きづらくなってしまった。
そこでイッヌをお迎えした。ところが夏場は暑くてほとんど歩かず、しかも私が一人で出かけようとすると怒り出す始末…。
結果的に、運動量はかなり制限されている。
それでもできるだけ歩こうと心がけていて、エレベータも極力使わないようにしている。ただ、スマホを常に持ち歩くわけではないので、手首で歩数をカウントしてもらえるのはやはりありがたい。
おそらく普段は7,000歩前後。
テレワークが続く忙しい日だと、5,000歩にも届かない日もある。
それでも「今日は少なかったから、明日はもう少し歩こう」と意識できることが大事だと思う。
FitbitからGarminへ、再び
最初にFitbitを使い始めてから、ランニング期にはGarmin、次にSUUNTO、そしてまたFitbitへ。
そして今回、iPhoneへ戻ったことで、FitbitがAppleのヘルスケアとうまく連携できず、仕方なくGarminに戻ってきた。
ちょうどタイミングよく、医師から「軽いランニングならいいですよ」と言われたこともあり、再び少し走ってみようかなと思っている。
とはいえ、全力で走るつもりはない。軽く走って、気分転換になる程度で十分だ。
vivomove sportを選んだ理由

そんな「走る」と「歩く」の中間みたいな生活にちょうど良かったのが、Garmin vivomove sport。
針のついたアナログ時計に見えるが、文字盤の一部が液晶になっていて、歩数や通知を表示してくれる。
ぱっと見は普通の時計。でも中身はちゃんとスマートウォッチ。それがいい。
液晶がOFFの状態ではただのアナログ時計にしか見えません。
私は腕が細く、40mmを超えるような機械式時計は似合わない。
スーツを着るとき用にいくつか大きめの時計も持ってはいるが、普段のラフな格好にはオーバースペック。
むしろチープカシオくらいのサイズ感がちょうどいいくらいだ。
だから、vivomove sportのスリムなサイズ感と「普通っぽさ」は本当にありがたい。
時計としての存在感を残しつつ、スマートウォッチの便利さも持っている。これが絶妙だと思う。
通知が来る、それだけでいい

私は普段、スマホをカバンの中に入れっぱなしにしている。
だから電話やLINEの通知が手元に届くのは本当に助かる。
特に会社用スマホと個人スマホを2台持っている身としては、通知の取りこぼしを防ぐだけでも価値がある。ちなみにGarminでは複数スマホの同時通知には対応していないので、個人スマホだけ通知を受けている。
このあたり、将来的にマルチデバイスで対応してくれたら嬉しいなと思う。通知だけならマルチデバイスでお願いできないだろうかw
結論:いまの私にちょうどいい時計
つまり、
- 普通の時計っぽく見えて
- 歩数がカウントできて
- スマホの通知が見られる
- 大きすぎない
- 重すぎない
この条件を満たす時計。
それが今の私にとって、Garmin vivomove sportなのだ。
ちなみに腕の太い方なら、シャオミなどの丸型スマートウォッチでも十分だと思う。
安価で、機能も豊富。でも私はこの「普通っぽさ」を選びたい。
──Garmin vivomove sportは、まさに“控えめに便利”な時計だ。