イッヌを飼ってから、車酔いしやすいイッヌの影響で外出が激減し、その分自宅で過ごす時間が増えました。もともと靴磨きが好きでしたが、コロナ禍以降スーツを着る機会が減ったため、不定期にしか磨かなくなっていました。
しかし、イッヌとの生活で時間ができたことや、革靴を普段着に取り入れようと考え始めたことをきっかけに、再び靴磨きに取り組むようになりました。
私の靴磨きグッズ
靴磨きのグッズは少ないが、M.MOWBRAY(モウブレイ)が多い。爽やかなブルーのロゴが気に入り、それだけの理由で選んでいた。
動画ではブートブラックやサフィールの方がよく取り上げられていたが、それでもモウブレイが好きだった。その気持ちは今も変わらず、不足している道具もモウブレイで揃えるつもりだ。
ステインリムーバー
これは主にクリームを落とすために使っている。本来は鏡面磨きのワックスを除去する用途だが、クリーム落としにも使えるため、靴磨きを始める際はまずこれでクリームとワックスを落としている。
ホコリ落とし用ブラシ
ブラシのメーカーにはこだわっていません。私もM.MOWBRAY(モウブレイ)のブラシを使っているわけではなく、使い慣らすことを目的に購入しています。大きさや長さは、自分の好みに合わせて選べば良いと思います。
ホコリ落とし用として使っていますが、クリームを塗った後の馴染ませにも活用しています。ちなみに、ブラシは一本しか持っていません。
その理由は、百均の靴磨きグローブでクリームを塗った後の慣らしをしているからです。そのため、ブラシは艶出しやホコリ落としのみに使用し、靴の色ごとに分ける必要はないと考えています。
女性のストッキングにタオルを詰めて拭く方法と同様の効果が得られます。クリームの馴染ませと艶出しに使えるため、百均の靴磨きグローブを数枚持っておくと便利です。私は靴の色ごとにグローブを用意しているので、ブラシが汚れる心配が少なく、一本あれば十分です。この方法はおすすめですよ。
デリケートクリーム
以前はあまり使っていませんでしたが、靴を長く放置すると革の栄養が抜け、色味や艶が失われることがあります。そんなときに役立つのがこのクリームです。
靴磨きは好きなので、現在持っている靴にはほとんど使わず、たまにしか使わない革製のカバン用として購入しました。カバン用にモウブレイのデリケートクリームを選んだのも面白いですよね。
革製品なら靴に限らず使えるので、持っておくと便利です。革製のスニーカーにも使えるのでおすすめですよ。
シュークリームジャー(黒、茶)
これは靴に栄養と艶を与えるクリームです。革の色に合わせて用意する必要があり、ライトブラウンとダークブラウンでは別のものを選びます。ブラックはそのままブラックを使えばOKですが、ブラウン系は靴の色より淡いものを選ぶのが理想です。そうすることで、色が変わるのを防げます。私もライトブラウンのみを使っています。
靴にはさまざまな茶色がありますが、すべてライトブラウンで磨いて問題なく仕上がります。定期的に手入れすれば、色が抜けることもほとんどありません。
補色効果も期待できます。よほど大きな傷で色が抜けない限り、淡い色を選べば十分対応可能です。広範囲に色が抜けた場合は、レザーコンシーラーという別のクリームを使用すると良いでしょう。(実は寝かせていた革靴の色が抜けたため、現在コンシーラーを注文中ですw)
私はこのクリームを塗る際、適度に小さく切ったTシャツを使っています。ペネトレイトブラシでも塗れますが、頻度が低い場合はブラシの洗い方を知っておくと良いでしょう。知らずに使うとすぐ固まってしまうので、その点からもTシャツを愛用しています。
いらないTシャツとか肌着w
これは靴磨きに幅広く使えるアイテムです。
ステインリムーバーを染み込ませてワックスやクリーム、汚れを落としたり、クリームを馴染ませて伸ばすのに使います。色ごとに分けて使用するため、複数の革靴を磨く際には数枚用意しておくと便利です。
ただし、Tシャツを何枚も使うのではなく、不要になったTシャツや肌着(もちろん洗濯済み!)を適当なサイズに切り、靴磨きセットの箱に入れておきます。そこから必要な枚数を取り出して使うスタイルです。靴磨き動画で指に巻き付けて使われる布の代用ですね。
私は不要な肌着(パンツではなくシャツ!)を利用しています。Tシャツはイッヌの散歩でよく着るため、定期的に入れ替えが発生しますし、夏場は汗をかいて頻繁に洗濯するので、自然と不要なTシャツや肌着が出てきます。これらを「革靴用!」と決めて取っておくと、とても便利ですよ。
Tシャツなんかないよって方のために、専用のクロスも販売されています。使い心地を試してみたいですが、買ったら買ったでもったいなくて結局使わなそうです。
少なくとも、私の場合は…ですが。
まとめ
- ブラシで埃を落とす
- いらないTシャツを指に巻き、ステインリムーバーを1~2滴垂らす
- ワックスを落とし、艶をなくす(この工程を繰り返し、適正な回数を見極める)
- 少し乾かす、もしくは別の靴にも同じ工程を行う
- 革が乾燥している場合はデリケートクリームを塗る
- 靴の色に合わせたシュークリームジャーを塗る
(別の布かペネトレイトブラシを使用) - クリームを馴染ませるため少し休憩
- 別の靴にもシュークリームジャーを塗る(色ごとに布を変える)
- 靴磨きグローブ(百均で十分)、ブラシ、またはストッキングで艶出し
- 雨弾き用スプレーはオプション(私は持っているがあまり使わない)
私はまとめて3~4足を約40分で磨いています。最近はスマホで音楽を流しながらのんびり作業していますが、気になるイッヌが寄ってくるため、玄関に柵を設置し、まるで自分が柵の中にいるような状態で磨いています(笑)。
慣れると作業が手早くなり、より綺麗に仕上げられるようになります。さらにハイシャインワックス(私も使用中)を取り入れると、つま先や靴全体にツヤを出すこともできます。靴の周りだけなど、仕上げのテクニックは好みに応じて調整可能です。
いずれにしても 大切なことは慣れること! そして、慣れてくれば効率よく磨くことが出来ますし、より綺麗に磨きたいという欲求が生まれてきます。
そうなったら、あとは早く靴を汚してくださいw 以上です!