
先日ふるさと納税の返礼品としていただいた Canon Powershot V10。
軽く触ったときの第一印象は「サイズがちょうどいいな」というものでした。
サイズ感が絶妙

私が普段使っているのは Pixel 7 Pro。ご存じの方はわかると思うのですが、なかなか大きいんですよね。
それに比べると V10 は手のひらにすっぽり収まるサイズ感。厚みは多少あるものの、ポケットにもすっと入るし、ストラップがついているので落とす心配も少ない。
「軽い!」という感じではないのですが、手に馴染むからかスマホよりも持ちやすく、重さを意識することがあまりないです。これは予想外に良いポイントでした。
写真の写り:スマホ vs V10
実際に撮影してみると、静止画はスマホとキャラが違います。
Pixel はソフトウェアでの補正がかなり効いていて、コントラストも色も「整った感じ」に仕上がるんですよね。逆に V10 はセンサーサイズを活かして素直に写してくれるので、ちょっと地味に感じる場面もなくはない、、、けど、撮影した写真をスマホに取り込んだりPCに取り込んで補正をすることは当然できるので問題無いです。
ただ、パッと見た感じはピントが合ってない気がしないでも無いです。
以下は静止画を横で撮影したの一部を切り抜いた写真です。

このイッヌの部分を切り抜いて見てみると以下の感じです。

こんな感じでピントが甘い状況です。ぱっと見全く問題なく見えるのですが、拡大すると少し残念な感じです。
ちなみに等倍か否かはここのゲージを見ていますので悪しからず。

※ Macの写真アプリの左上の拡大縮小のゲージです
こんな感じではありますが、決して悲観する写りというわけでは無いです。
十分綺麗というか、スマホで見てもわからないですし、そもそもInstagramぐらいだったらそんなに拡大してみる人なんていないのかなとw
個人的には、ちゃんと綺麗な写真を撮りたい時は、α7を持ち歩きますし、とりあえずというか記録的に撮る場合にはV10を使うという使い分けをしていこうと思っています。
単純に今までのスマホの代替です。
センサーサイズ比較
Canon Powershot V10:1インチセンサー(13.2mm × 8.8mm)
Pixel 7 Pro:1/1.31インチ(約9.8mm × 7.4mm)
物理的には V10 の方が大きいので、情報量はしっかり拾えているはず。
ただし、先にも書いた通りPixel はAIやHDR補正が強力なので「見栄えの良さ」ではスマホの方が上に見えてしまうこともあります。V10は「撮ったまま」感が強いので、あとから編集アプリで軽く調整してあげると化けると思いますが、そこまで酷いわけでは無いです。あくまで比較した場合に、、、ということです。
レンズの違い
V10:19mm相当(F2.8 固定、単焦点)
Pixel 7 Pro:超広角(13mm相当)、標準(24mm相当)、望遠(120mm相当)
この差は大きいですね。スマホはマルチレンズで「状況に応じて画角を選べる」便利さがあり、V10は逆に「固定で寄りめに撮れる」カメラ。
どちらが良い悪いではなく、割り切りが必要だなと感じます。
望遠はともかく、超広角欲しいと思っている人はV10は厳しいでしょうけれど、普通に考えると自撮りも可能なvlogカメラですから、広角が不足するということはないと思います。あくまで自分が撮りたい画像や映像がより広角ならば不足することもあるというレベルの話なのかなと思います。
但し、手ぶれ補正をONにすると画角は狭くなるはずなのでその点は注意が必要です。
以下の記事を見ておくと良いかと思います。
キヤノン初のVLOGカメラ「Powershot V10」を試す 自分を映しながらしゃべりたい派にぴったり:荻窪圭のデジカメレビュープラス(6/8 ページ) - ITmedia NEWS
動画は安心感が違う
動画に関しては V10 の勝ち。
理由はシンプルで、容量とバッテリーを気にしなくていいから。
私の Pixel はバッテリーがへたっていて、動画を撮ろうとするとすぐ残量を気にしてしまいます。しかも Pokemon GO をやりながらモンスターボールを常時接続しているので、バッテリー事情はさらに厳しい。
その点、V10 はカメラとして独立しているので「残り容量どうかな?」というストレスから解放されるのが本当にありがたいです。
実際、犬の散歩で、動画や写真を撮りまくってもバッテリーのゲージは減ってませんでした。毎回1時間前後の散歩時間ですけど、その間に電源をONにしたりOFFにしたりして、動画や写真を撮影していますが、バッテリーのゲージが減ることはまずないので、私の使い方なら1週間は充電なく撮影できます。
縦構図問題
ひとつ気になったのが構図。
カメラなので自然と横向きで構えることが多いのですが、Instagram にアップすることを考えると縦構図で撮りたい場面が結構あるんですよね。
スマホは縦でそのまま撮れるので意識したことがなかったのですが、V10 だとあえて縦に構え直す必要があるのは少し面倒。SNS中心の人は注意が必要です。
転送まわりの使い勝手
撮影した動画を Wi-Fi で転送してみたのですが、これが思った以上に時間がかかる…。
大きめのファイルをスマホに移したいなら、最初から SDカードリーダー経由で取り込む方が快適でした。ここは割り切りポイントですね。
ただ、普段のInstagramへの投稿については、スマホのCanonアプリで必要な動画や画像だけをピックアップして、それだけ転送しています。
その後、Macの方でSDカードを読み込ませてまとめてクラウドストレージにアップし、その後はスマホからでも閲覧できるようになっている。そんな運用を始めました。
まとめ
Canon Powershot V10 をしばらく使ってみて感じたのはこんなところです。
- サイズ感は文句なし
- 写真は素直な写り、加工込みならスマホに見劣りしない
- 動画は4K・容量安心でスマホより快適
- 縦構図はちょっと不便
- 転送はSDカードリーダー前提が吉
総じて「スマホで十分」と思っていた私でも、V10 の存在はちょっとした安心感を与えてくれるものでした。
特に動画をちゃんと撮りたい人にはおすすめできる一台だと思います。