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Amazon Audible 「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」はコロナ禍の今こそ聞くべき一冊だった

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先日よりお試ししているAmazon Audibleですが、最初に選んだ「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」はなかなか面白い本でした。
まさに「コロナ禍の今」に読むべき本ですし、「これから就職活動をする学生」「就職したばかりの学生」「若い会社員」が読むと今後を考える良い機会になると思いました。

 

本の概略

Amazonさんの概要欄をお借りします。

■35万部突破! ずっと売れてます!
■「2018年のヒット商品番付」(SMBCコンサルティング)にて、「人生100年時代」が大関に選出
■「楽天市場 ヒット番付2018」にて、「ライフシフト消費」が西前頭に選出
■テレビ東京「池上彰が選ぶ今知っておきたい小さなニュース」にて紹介(2018年7月8日放送)
■Financial Times 電子版記事「Japan begins to embrace the 100-year life」にて紹介
■「人生の教科書」「『10年に1冊』の必読書」と大好評!
■NHKEテレ「ハートネットTV」にて紹介(2018年4月23日放送)
■TBS「林先生が驚く初耳学! 」にて紹介(2018年4月1日放送)
■TBS 水トク!『緊急!池上彰と考えるニュース総決算!2017 ニッポンが“危ない"』にて紹介(2017年12月6日放送)
■流行語大賞2017「人生100年時代」ノミネート
■DIAMONDハーバード・ビジネス・レビューの読者が選ぶベスト経営書2017 第1位
■リンダ・グラットン、政府の「人生100年時代構想会議」に起用!
■テレビ東京「ガイアの夜明け」、NHK総合「おはよう日本」、NHKEテレ「ニッポンのジレンマ」など各メディアで大反響!
■読者が選ぶビジネス書グランプリ2017にて、総合グランプリ受賞!
■ビジネス書大賞2017にて、準大賞受賞!
■「人生100年時代」ムーブメントのバイブル!
■反響の声続々! あらゆる世代から圧倒的支持!

誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。
働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。
目前に迫る長寿社会を楽しむバイブル。

世界で活躍するビジネス思想家が示す、新しい人生のビジョン。

みんなが足並みをそろえて教育、勤労、引退という
3つのステージを生きた時代は終わった。

では、どのように生き方、働き方を変えていくべきか。
その一つの答えが本書にある。

100歳時代の戦略的人生設計書。

《本書の主な内容》

●人生はより長く、健康になる。
●エクスプローラー、インディペンデント・プロデューサー、ポートフォリオ・ワーカーという新しいステージが出現する。
●スキル、知識、仲間、評判、健康、生活、友人関係、アイデンティティ、人的ネットワーク、オープンな姿勢が大事
●労働市場に存在する職種は、これから数十年で大きく入れ替わる。
●100歳になった自分がいまの自分をどう見るかを考える。
●男女の役割分担が変わる。質の高いパートナー関係が必要になる。
●数十年単位での役割の調整が必要。高度な信頼関係と徹底した計画が不可欠。
●各人のアイデンティティが変わっていく。

《世界を代表する知識人が称賛! 》
明快でタイムリー、オリジナルで書きぶりも素晴らしく、そしてとても恐ろしい。
ニーアル・ファーガソン(『劣化国家』著者)

より健康で長寿になる私たちの人生に関する迫真のケーススタディ。
私たちの知っている世界とはまったく別の未来がくるだろう。
ダロン・アセモグル(『国家はなぜ衰退するのか』著者)


【目 次】
日本語版への序文
序 章 100年ライフ
第1章 長い生涯――長寿という贈り物
第2章 過去の資金計画――教育・仕事・引退モデルの崩壊
第3章 雇用の未来――機械化・AI後の働き方
第4章 見えない「資産」――お金に換算できないもの
第5章 新しいシナリオ――可能性を広げる
第6章 新しいステージ――選択肢の多様化
第7章 新しいお金の考え方――必要な資金をどう得るか
第8章 新しい時間の使い方――自分のリ・クリエーションへ
第9章 未来の人間関係――私生活はこう変わる
終 章 変革への課題

「 100年生きる」ということが「厄災なのか?」「厄災ではなく恩恵だとするとどう生きるのが良いか?」「馬車馬のように80歳まで働けるのか?」と言ったことに触れて、「だから今どうすべきなのか?」ということを考えさせてくれます。

 

コロナ禍の今だから読むべき本

コロナ禍になり、今までは普通に会社通勤していた方々もテレワークにシフトしてきていると思います。それにより通勤がなくなりワークライフバランスを取りやすくなった方もいらっしゃると思います。私もそうです。私の場合は通勤時間が長かったこともあり、かなりワークライフバランスの改善に繋がっています。

もちろん、コロナ禍になり仕事の無くなった方や給料の減った方もいらっしゃると思います。そういう人が老後に向けて今取り組むべきことをいくつかのパタンを踏まえて解説してくれています。

概略で書いているこの本の「目次」を見ていただきたいのですが、きっとあなたにも気になるキーワードがあると思います。
ある程度年齢がいってしまうと、流石に今から人生戦略...というのは厳しいかもしれませんが、これまで積み上げてきたものがあるはずですから、それを生かして行くことは可能だと思います。

コロナ禍で雇用もだいぶ厳しくなってきている今だからこそこの本を読んで、あなたが「このまま進むべきなのか?」「今から新しいことにチャレンジすべきなのか?」「チャレンジすべきだとしたらどういうチャレンジをするのが良いのか?」ということを、本を参考に考えてみてください。

正直私も考えさせられました。いや、今も考えています。

私もこれまで幾度かの転職をしていますし、これまで積み上げてきたものがあります。
しかし、このままで本当に良いのか?と言われると不安になりますし、老後の蓄えもある程度は溜まってきているものの、やっぱりいくらあったら...というのは、生活レベルなどにもよりますし、病気になることだってあります。そう考えると蓄えはいくらあっても足りないように感じます。

そんな時に、新しいチャレンジをして、今と同じように馬車馬のように働くのではなく、もう少し働き方を変えて、「長く働く」ということを意識しても良いのかなと思いました。

 

3つのモデルと4つ要素で勤労時代に必要な蓄えが必要かを解説

3つのモデルというのは年齢の違う人を対象にしています。3つの年代という方が良いですね。ですので、若い方から高齢までが対象になります。
また、4つの要素で解説しているのですが、この4つの要素が気にならない人はいないのではないでしょうか?よほどのお金持ちとかよほどの不労所得のある人とかぐらいでしょうか。

4つの要素とは以下のものとなります。

  • 老後の生活資金
  • 貯蓄・投資の利回り
  • 勤労時代に給与がどれぐらい伸びるか
  • 何歳で引退するか

これが気にならない人はいないのではないでしょうか?
私も年齢が進むにつれて徐々に上記4つは気にしています。あえていうならば貯蓄・投資の利回りはあまり気にしていません。正確には期待していないというのが正しい解釈になります。しかし、ちゃんと投資している方ならば、気になることは間違いないでしょう。

 

あくまで3パタンで例示してくれてはいるものの、そうするためにどういう風に仕事をすればいいのか?AIなども今後どんどん活用されていきます。そうした場合に今の仕事がどうなるのか?こういったことにも触れています。ですので、今からこの本を読んで、対策を講じることで、後々後悔しないようにしていきましょう。

あなたも今ならまだ間に合いますよ。

働き盛りで、こんなことを考えていない人もいるかもしれませんが、むしろ本当に働き盛りの今、あなたのやっていることは本当に今後の人生戦略で正しいのか?ということを一度立ち止まって考えてみてください。

 

家族のためにも年末年始休みを有効に使って少し人生について考えてみよう

年末年始は少し休みの長い方もいらっしゃると思います。
私も例年に比べると長いです。その時間をうまく使って、まずはこの本で人生について考えて、休みの期間中に新しい一歩を踏み出す準備をしてみてはいかがでしょうか?

私のように、Audibleで聞いてみるのも良いです。(活字が苦手な方ならなおのこと)
NHKのドキュメンタリーとかを聞いているような感じになって、意外と飽きずに聞けると思います。

Audibleでしたら、無料で一冊聞くことができます。
下記のリンクからアクセスいただければと思います。

www.810note.com

 

ただ、この本は後から読み返したいポイントがいくつかあったりします。
Audibleでも30秒巻き戻し、30秒早送りができますが、書籍でも買うと良いと思います。

 

活字もAudibleも合わない人には漫画もあります

私は買っていませんが、AmazonならばKindleのプレビューで一部を読むことができます。漫画の方が...という方はこちらを選ぶと良いと思います。
主要テーマは盛り込まれていると思いますので、要点だけ読むのにも都合が良いかもしれません。