鳩ブログ

サラリーマンが綴るブログ

Fitbitをやめたいと思った話。

Fitbitをやめたいと思った理由はひとつだけです。
iPhoneの「ヘルスケア」と連動できない――もう、これに尽きます。

Pixel 7 Proを使っていたときは、Google Fitとの連携ができていたので特に不満もありませんでした。しかしiPhoneに乗り換えた途端、状況は一変。Fitbitアプリは「ヘルスケア」と直接つながらないのです。まぁFitbitもGoogleに買収されてしまっているので、iPhoneのヘルスケアとつながらなくてもおかしくはないわけですが...切ないですね。

 

別アプリでなんとかならないのか?

「じゃあ別アプリでなんとかならないの?」と思って調べてみたら、確かに連携用のアプリがありました。実際、1500円ほどの有料アプリを購入して試してみたのですが――うーん、“なんとなく” 連動している感じで、満足はできませんでした。

その“完全じゃない”部分がこちら。

  • 体重など当日の計測データを入力しようとすると、すでに勝手に平均値で入力済みになっている
  • 歩数が妙に多い(Fitbitの歩数とスマホの歩数を合算している?)

という具合で、正確なデータではないのです。
1500円払ったことに後悔はありません。勉強代です。
でも「正しい情報を記録する」という本来の目的を考えると、やはりヘルスケアと“素で”連動できるデバイスじゃないと意味がないなと感じました。

 

Apple Watchが嫌な理由

iPhoneと連動させるスマートウォッチといえば、当然ながらApple Watchが筆頭候補になるわけですが……正直、私はあまり好きではありません。
「みんながみんな着けている」という点もありますし、「時計」としての美しさが感じられない、というのが一番の理由です。

スクエアな時計は好きです。でも違うんです。時計本来の美しさがないと私は感じます。デジタルデバイスとしての美しさはもちろんあるのですが、私が時計に求めるものとは違うのです。バッテリーが持たないのも嫌いな理由の一つです。時計として不完全だなと。

「じゃあ他に選択肢あるの?」と聞かれると、これもまた難しい問題で。
昔ランニングを趣味にしていた頃は**Garmin(ガーミン)**を使っていました。機能的には信頼できますし、iPhoneのヘルスケアとの連携も可能。ただ、決して安くないし、デザイン性に惹かれるかというと微妙なところで、今ひとつ購入に踏み切れずにいます。

 

やっぱり「時計」は美しい

ここ最近はというと、Fitbitを外して、OmegaやCREDORといった機械式時計をつけています。やっぱり、いいですね。時計は「美しい」。

別に高級だからというわけでもありません。私のオメガなんて30年近く前のモデルですし、今となっては中古で激安かもしれません。それでも、文字盤や動く針をぼーっと眺めていられるというのは、スマートウォッチにはない魅力です。

どちらの時計も元のメタルベルトを革ベルトに交換していますが、最近は「やっぱりメタルに戻そうかな」と思ったりもしています。メタルって、意外とどんな服装にも合わせやすいんですよね。

もう歩数なんていいかなとか思ったりもするのですが、IgA腎症でもありますし、気を許すと太ったりもするもので、その点は今まで通り気にすべきかなと思っています。
悩む。悩む。どうするか悩むのです。

 

現実的な選択肢を考える

健康のためにも「歩数も知りたい」「体重や睡眠データも正確に残したい」という気持ちはあります。そんな中で現実的な落としどころかなと思っているのが、再びGarminに戻ること。

特に最近気になっているのは、Vivomove Trendというモデル。

アナログ時計のフェイスに液晶が埋め込まれたハイブリッドタイプで、見た目はしっかり“時計”です。価格も4万円ちょっと。この金額ならクォーツのオシャレな腕時計が買える値段ではありますが、「歩数が測れる時計」というのはそう多くありません。
「いかにもスマートウォッチ」という見た目を避けたい身としては、悪くない選択肢かなと思っています。

この時計ならばベルトをもう少し普通っぽいものに変更したら、そうそうスマートウォッチには見えないかなと。ジャンルとしてはスマートウォッチなのかどうかよくわかりませんがw

私から言えば、歩数が計測できて、スマホに届く通知を表示してくれたら、それ以上は望みません。というかそれ以上に必要な機能が見当たりません。
だってスマホは大抵の場合持ってますし、支払いはスマホのほうが都合良いですし。(普通の時計を使いたい時もありますから)

 

他に検討した選択肢と、それぞれのメリット・デメリット

Apple Watch

メリット:圧倒的な機能性とヘルスケア連携。アプリ連携・通知なども完璧。

デメリット:「時計」としての魅力に欠ける。みんな着けている。もはや平凡というか、学校指定ですか?と思えるほど。バッテリーが短め。

Garmin(例:Vivomoveシリーズ)

メリット:iPhoneのヘルスケア連携OK、精度高い計測、スポーツにも強い。デザインも控えめ。

デメリット:価格が高め。デザインが「好みが分かれる」。

Withings(ScanWatchなど)

メリット:デザインが非常にシンプルで“時計”らしい。ヘルスケア連携も可能。

デメリット:国内流通がやや少なく、トラブル情報が目につく...

アナログ時計+スマホ単体運用

メリット:美しさと愛着は段違い。バッテリーも気にしない。

デメリット:歩数・睡眠・体重などの自動記録は諦める必要あり。

活動量計(タニタ 活動量計 AM-161)+スマホ単体運用

メリット:見活動量計を使っているとは誰にも思われない。

デメリット:持つのを忘れやすい、無くしやすい可能性が高い。意外と高い。

 

まとめ:「データ」か「美しさ」か

結局のところ、私の中での結論はここに尽きます。
「データを残す道具」として割り切るか、「時計」という美しさを楽しむか。

Fitbitは良いデバイスですし、Androidと組み合わせて使うなら何の不満もありません。でも、iPhoneを使っている限り、ヘルスケアと連携できないという一点が致命的でした。

しばらくは、OmegaやCREDORを愛でながら、気が向いたらGarminのハイブリッドモデルかタニタの活動量計でも買ってみようかなと。
まだ気づいていない良い活動量計があれば良いのですが、、、もう少し探してみようかなと思っています。