鳩ブログ

サラリーマンが綴るブログ

人生初めての入院

今まで健康そのものだったこともあって、人生で初めて入院することになりました.
健康そのものと言っても、適度に人間ドックには引っ掛かってましたがw

 

人間ドックで指摘された尿タンパク

今まで尿タンパクなんて指摘されたことはありません。
指摘されたことがないというか、尿蛋白が出ていたことはありません。
しかし、今回の人間ドックでいきなり最悪判定の尿タンパクが出ました。

人間ドック後の簡易な結果報告を聞いたときに、先生が早めに結果を送るようにしますのでと言っていたので、それを待っていました。
通常 2W程度かかるところが、早々に結果が届いたので、近所の腎臓内科のクリニックを受診しました。
たまたま隣駅で評判も良さそうなクリニックだったのでそこに決めました。

 

近所の腎臓内科(クリニック)を受診

早々に腎幕症やネフローゼ症候群の疑いがありそうですねと言われつつも、ポイントを絞って尿検査を行なっていただけました。
金曜日がちょうど会社の創立記念日で、翌週には結果が出てると思うので結果を聞きに来て下さいと言われました。

が!よく土曜日に結果が既に出ていたようで、気を利かせてくれた先生が、わざわざ電話をくれて、「クリニックでは検査出来る点数が限られてしまうので、大きな病院でしっかり検査をしてもらってください。すぐに紹介状を出します。」と言ってくださったので、翌営業日に早々にお休みを取って大きな病院を受診しました。

 

病院苦手。。。

私はもともと病院が苦手です。独特な匂いや雰囲気が、、、、
年寄りが多くて気がひけると言うか、椅子も譲らないととか思うと座りづらいですし、とにかく苦手なのです。

紹介状を持っているとは言え、大きな病院に飛び込みで行ってすぐに診察してもらえるなんて思っていません。
分っちゃいますがしんどいです。スマホが使えないのはわかっていますから、Kindle PaperWhiteを持ってきています。
しかし、意外と普通に年配の方もスマホを使ってらっしゃいますね。
掲示をよく見ると、通話は決められた場所でと書かれていますが、スマホを触って通信することは止められていないようです。
しかし、そのあと愕然としました、、、
さっきまでアンテナが元気に立っていると思ったのですが、よく見るとアンテナ0本です。。。
立地的にドコモの通信電波が届かない場所ではないですから、普通に考えると妨害電波を出して通信させないようにしているとしか思えませんね。
きっとそうなのでしょう。いや良いのです。使わないつもりでKindleを持って来ているのですから。
そんなこんなで、午前中は血液検査と検尿とCTと心電図とかなんか色々調べられました。

その後に結果を見ながら問診です。ようやく、、、
周りの年配の方々はほぼ皆さん帰って私以外は数人だけになりました、、、
外来が終わったということですね、、、
いや、飛び込みですから良いんですよ。わかっていたことです。わかっていてもしんどいですね。

そして、なんだか若くてTVにでも出て来そうな可愛い先生(これ本当w)から、「ネフローゼ症候群の疑いです。」と告げられました。
詳しい症状等は他のWebをご覧くださいwww

 

入院を迫られる

ネフローゼ症候群がなんであるのか?や今後どういう検査をするのか?どうやって治療していくのか?などをひとしきり説明してくださいました。
先生可愛いから聞いてて飽きないしw(空腹だったはずなのにこの時点では忘れてるwww)
そして、早々に入院して腎臓の組織をとって調べる検査をしても、結果が出るまでに6週間かかりますと言われました。
まぁそれならそれで、、、と思いましたが、ただ結果がどうあっても、治療はステロイドを投与する治療になるとのことで、いっそすぐに入院して検査をして、結果を待たずに治療をするのが良いぞと伝えられました。

私としても、コロナがちょうど再び蔓延し始めた頃だったので、いざ入院したくなった時に入院できないのは困ると思い、会社や上司に相談することなく、翌々日の入院を決めてしまいました。

 

入院の判断は早かった

コロナが再度蔓延し始めた頃だったというのもありますが、それ以外に大きな要因が2つあります。
私はテレワークとシェアオフィスと出社を使い分けて仕事をしていました。忙しい時や夜遅い打ち合わせの時は会社に行かずにテレワークにしたり、う運動不足かもという感じの時は会社だったり、会社よりも近いシェアオフィスだったりを利用していました。
さらにコロナの再蔓延で出社の判断は任せると上司が素早い判断をしたこともあって、病院からテレワークをしつつ入院してても良いかなーと思っていました。
が、割愛しますがたまたま人事にバレて(本当にたまたまで笑っちゃうレベルです)しまい、結局休職することになりましたw
個室で仕事しながら、、、と思っていましたが、休職になるならと思い個室は高いですしやめました。

 

腎生検およびステロイド治療に向けた検査

先日にCTやら何やら色々やりましたが、それ以外にも肺のCTや心電図や骨密度検査など色々やりました。
血も相当抜かれました。(毎回血管が見つからなくてブサブサと刺されます...)
でも逆に、その程度だったので楽なもんだわと思っていたのですがここからが地獄でした。
検査の項目には胃カメラと大腸カメラが含まれていました。
両カメラは同日午後にやるということで、朝から食事は抜きですし、不味いアクエリアスみたいな飲み物を2Lも飲まされました。
下剤ですよね、、、飲むとすぐにトイレに行きたくなるという世にも恐ろしい飲み物で、即効性がすごいです。
会社の会議でお茶に混ぜてやったら会議がどうなるのだろうとか無駄なことを考えちゃいましたが、お昼も近づくとさすがに出るものも無くなって、飲んだものをそのままお尻からシャーシャーと出すようになります。
看護師さんから、「きれいになりました?」と聞かれるので、最初は伊豆の海レベルですとか答えていたのですが、最後の方は石垣島レベルです。とお伝えしてようやくその拷問から解放されました。
イザ!カメラの検査に行くわけですが、きれいな看護師さんに車椅子で押してってもらいルンルンだったのですが、点滴の針が痛いところからいきなり始まって、どうなることかと思いましたが、一瞬で寝て胃カメラはやったかどうかも分かりませんでした。苦い汁を飲んだ事だけ覚えています。
それ以外は覚えていません。しかし、大腸カメラの方は、腸?をぐりぐりやっているときに非常にお腹に鈍痛を感じて目が覚めました。
それぐらい痛かったです。しかし、それも曖昧な記憶な感じで全てを終えました。
検査が全て終わって、あとは腎生検だけだ!と思ったのですが、、、

 

本当の敵は腎生検ではなかった、、、

「背中から刺される針」どこのホームページでもそのようなことが書かれています。バチン!と大きな音がすると。
はい。大丈夫です。いや、大丈夫ではないですが、それぐらいは頑張りますよ。
痛みは麻酔もするのでそれほど大きくないと思いますとのことです。

可能な限り調べて心の準備は万端です!

病室から、個室?みたいな部屋に移されて、次々と機材が運ばれてきます。
ドキドキしています。変な汗も出てきます。

でも、もう1つ私が気にしていたのは「おしっこの管」です。
あのー、可愛い先生がまさか入れるんじゃないよなー、きっと男の看護師さんとか男のお医者さんとかいるからそういう人が来るのかなーと思っていたら、なんと「それじゃバルーン入れまーす💖」と言って、機材?の入った袋を開け始めるじゃありませんか、、、
「あれ?先生がバルーン入れるのですか?」と聞いたら、「はい?それが何か?」ぐらいの勢いで、「パンツおろしてください」って、、、
えええええええええええ!こんな可愛い先生の前で露出!?!?!?!?!?
と思うじゃないですか、そしたら早々に「消毒しまーす💖」って、息子をつまみ上げて消毒をするじゃないですか、、、
なんでしょう、恥ずかしいとか嬉しいとか色々な感情が込み上げて来ますが、「大きくはならんでくれ、、、息子よ!」と願うばかりでした。
なんとか大きくはなりませんでしたが、看護師さんたちが皆機材を取りに行ってしまって二人しかいない状態で、管をとってもらおうとしたのかわかりませんが、少なくとも一人ではできない作業だったようで「おーい!誰かー!」と可愛い先生が叫んでおります。私の息子を片手で摘んだままw
いや、もう恥ずかしいという気持ちは無くなりましたが、あまりにも自分が無様で笑ってしまいましたw
先生も笑ってくれたので、良しとしましょうwww
そして、いざ管を入れたのですが、それが痛いのなんのって、、、、激痛です。涙が出て来ました。あまりの痛さに、、、
あまりに痛くて、その後の腎生検の痛みははっきり言ってゼロです。これ本当です。
呼吸を先生と合わせたりするので、もちろんやっているというのはわかっています。バチンと大きな音もしています。
しかしそれよりも息子が痛いのです、、、根本のあたりというかなんというか、、、、

腎生検は先生方がエコーを見ながら、ミリ単位で調整をしながらやってくださっているので安心ですが、私はそれどころではありません。
無事に終わって部屋に戻ってからは固定されて動くことが出来ないので、じっと痛みに耐えながら待ちました。
夕方あたりに、再び先生が来て「明日はバルーンも取れますよ」と言ってくれたので「んじゃいつもより早く来て!」と普段わがままを言わない私が思わず我慢できずに言っちゃいました。先生もかわいそうに思ったのか、「いつもより早く来ます!」と言ってくれてその日は終わりました。
その日は晩御飯を食べられるのですが、寝ながらということもあって、可愛い看護師さんがおにぎりを握ってくれました。(この子めっちゃ可愛くて優しい子なのです)


翌朝以降も地獄だった

翌日、先生が毎朝顔を出す時間よりも早めに部屋に来てくれました。自らエコーを持って。
早々に昨日の腎生検の後に血の塊?が出来上がっていない事を確認して、バルーンを抜くのを許可してくれました。
先生にはもう見られてるだし、「今抜いてよ!」と言いたかったのですが、これから2ヶ月の治療のお付き合いですから、我儘ばかりは言ってられません。ぐっと我慢して「ありがとうございました。」とだけお伝えしました。
看護師さんがバルーンを取ってくれるらしいのですが、それもやる人やらない人があるみたいですね。(多分ですが未婚の方はやらず?既婚の方がやる?)昨晩の可愛い看護師さんは、「日勤に交代した方がやってくれますよー」と言っている割には忙しそうじゃないですし、なんとなくですがそんな気がしました。

その後、お姉さん看護師さんが抜いてくれてなんとか常時の痛みからは解放されたように思いましたが、その後も息子はジンジンと痛んだままでした。そして、最悪なのはおしっこをする時です。おしっこをするときに激痛が走ります。それがその後2日ほど続いて二度とやりたくないと思いました。バルーンは、、、腎生検は別に何遍やってもいいですwww

 

ネフローゼ症候群疑いの疑いがとれて無事にネフローゼ症候群に認定!

入院中は日々おしっこを袋に溜めて量とか成分の検査をしてもらっています。
血液検査なども定期的に行います。
ネフローゼ症候群の条件に唯一合致していない項目があったのですが、その項目も数値が変わり、最終的にネフローゼ症候群となりました。(疑いが取れました)

尿タンパクにもっと早くから気づいていたら違うのか?

それは正直分かりません。ただ、あるとき水が多く溜まっているトイレ(大)でおしっこをしたときに、随分泡立つな、、、と思ったのです。
これがそもそも体調がおかしくなっていることを表していました。
その時は、「炭酸水飲みすぎたかなー」ぐらいで考えていましたが、これが異常を見つける第一歩でした。
みなさんも尿の色が、、、泡立ちが、、、回数が、、、とか少し気にしてみるとご自身の体調変化を早めに見つけることができると思います。

 

ステロイド治療とは

ステロイドが効きやすい、効きにくいなどの判定を先生方にやってもらったところ、効きにくいタイプだそうですw
根拠は良くわかりませんw(聞いたけど忘れた)
ただ効くタイプの人は、点滴でドバッと入れてという形での治療もあるらしいのですが、効かないタイプ?の私は朝昼に分けてステロイドを飲みすぐりで飲むだけです。
ただ、そのおかげで血圧が上がったり、血糖値が上がったりしています。(血圧は110-70が平均ですが、日によって140-80になります)
血糖値は今の所は正常値の範囲内ではありますが、変化があるかもしれませんので注意深く先生方が見てくれているようです。
しかし、薬を飲む以外はやることがありませんw
なので、結局休職中なのにテレワークしていますwww
ひどい日だと、トリプルブッキングしてたりしますwww
休職中なのにwww
しかし、そのおかげで暇なく過ごせていますが、休日になると困りますw
グランツーリスモ7も地球防衛軍5もドライブにも散歩にもランニングにも行けません。
これが2ヶ月続くと思うとしんどいですが、筋トレをしつつ日々時間を潰しています。
テレビはありますが、一切観ていません。ニュースは全てWebから入手しています。
Amazon Kindle Unlimited と Amazon Prime Videoでなんとか過ごしている、、、そんな感じです。