在宅勤務となってから、気になってはいましたが買ってなかったものがノートPCスタンドです。これを買ったら、目線があがって姿勢が良くなり、肩・首・腰が劇的に楽になりました。在宅勤務者はモニター購入も良いですが、まずは安価なスタンドの購入から初めても良いと思います。
- なかなか手を出せずにいた理由
- PCスタンドにも多くの種類があり迷いました
- 「Klearlook ノートパソコン スタンド」を選びました
- 早速到着したので開梱してみます
- Macbook 13インチをセットしてみました
- たった3,500円と安価ですが、効果は大きい!
- 安心感がある反面、固くて容易に角度は変えづらいのがデメリットです
- iPad Proでの使用は想定していたが、想像以上に快適でした
- 結論 在宅勤務者ならば買うべき逸品です!
- 補足:その他細部の写真
- 追記 会社で友人に見せてもらったMOFTがすごい
なかなか手を出せずにいた理由
当初は別途外部モニターを買おうと思っていました。
画面が大きければ目にも楽ですし、作業効率も上がるだろうと考えていたためです。
ここでもLGのモニタについて幾度か記載していますが、現時点では結局購入していません。しかし、整体に行っても肩と首の凝りかたが酷いと言われること数ヶ月...
ついにスタンドを買うことを決めました。(というほど高いものではないw)
PCスタンドにも多くの種類があり迷いました
傾斜をつけるだけのものや、持ち歩きができるものなど、似たようなものが多く、非常に迷いました。私の場合は以下の様な使い方を想定して探しました。
- 傾斜をつけるだけのものだと会社のタブレットPCは目線が変わらず姿勢が良くならない
- 傾斜をつけるだけのものだとMacbook Proの開き具合では実際目線がそれほど上がらず首と肩への影響が少ない
- 持ち運びができるものも出ているが、多くは傾斜をつけるだけのものだし、会社に行くようになったとしても一度持っていけばいいので多少の大きさは我慢
多少妥協している部分もありますが、その結果私の要件は以下のようになりました。
- 傾斜タイプNG、完全にPCやタブレットが競り上がるタイプ
- 今後16インチのMacbookを買っても安心出来る対荷重
- 持ち歩きは考慮しない
「Klearlook ノートパソコン スタンド」を選びました
Amazonの評価や色々な人のブログを調べたところ、たまたま目に留まった製品がこの製品でした。
Amazonのレビューも多数ありましたが「いかにも...」というレビューはあまり見受けられませんでしたが、実際に購入た今では正しい判断だったと思います。
派手さもなく、値段も安く、まさに普通です。強いて言えば黒というのが珍しいぐらいです。
早速到着したので開梱してみます
これカードも何もなかったら全く印象にも残らないところですが、これは意味のある施策だと思います。好感が持てます。
Macbook 13インチをセットしてみました
ノートPCを設置するとこんな感じになります。傾斜をつけるものとは画面の位置が全く変わります。これがポイントです。傾斜をつけるものでも、ノートPCが垂直ぐらい開くものなら良いですが、それほど開かないノートPCならば、傾斜をつけるタイプは避けるべきです。
画像にピンク色の線を引いていますが、その辺りが今まで画面のあった位置になります。目の悪い人ならきっと背中を丸くして画面を見ているであろう位置とスタンドをつかったことによる目線の位置の違いを想像していただければと思います。
ちなみにTaptekのBluetoothキーボードもうまくマッチしています。(だからスタンドは黒を選びました)
ノートPCだとこうなりますが、タブレットの場合は当然ノート型のPCよりも低い位置になってしまいます。その場合は、もっと足を伸ばして高い位置に画面が来る様に調整すればOKです。iPadなどでも同様です。
たった3,500円と安価ですが、効果は大きい!
機能としては非常にシンプルですが、目線が上がることによる首と肩、腰への負担は驚くほど軽減します。テレワーク用の備えがない人は、まずこのスタンドを購入するだけで、随分と環境がよくなりますのでオススメです。
また、視力も悪い私ですが、画面が迫り上がったことにより画面が近くなったことで、目の負担も軽減されました。今までだと下記の負のサイクルに嵌っていたがそれが全くなくなったのです。
一週間程使ってみたところだと、首と腰への負担はもちろんですが、目の疲れがだいぶ軽減されていることに気がつきます。
目薬をさす回数が明らかに減っているのです。これは大きな効果です。
また、明らかに姿勢が良くなりました。いままでも姿勢を気にしては何度も姿勢を直していたのですが、それもなくなりました。
早く買えばよかったと思うとともに、30インチ前後のモニターを買おうと思っていましたが、一旦取りやめにしました。まずはこれで十分です。十分快適になりました。
※画面の広さが必要になった場合には改めて買おうと思います
キーボードを足の部分に載せていますが、実際使う時は足より手前に置いています。
そもそもそこまでテーブルが狭くないので、それぐらい画面から顔を話した方が良いです。ただ、場所が限られる人ならば、上記の様な使い方をするのも悪くないと思います。Taptekならば足の上に乗せても安定していますよ。
安心感がある反面、固くて容易に角度は変えづらいのがデメリットです
色々なスタンドを調べていた段階でスタンドの可動部分の強度を気にしていました。
物自体の強度ではなく、駆動部分がすぐにヘタってしまうのではないかという懸念です。
しかし、それは杞憂でした。ものすごく強度が高い...のですが、代わりに簡単に角度が変えられないという問題がありましたw
実際に使い始めると、それほど角度を変える機会はないのですが、それでもiPad Proで本を読むときと、会社のPCやMacbookを乗せる時では角度が異なります。
その都度両手で(時には足で踏んだりもしているw) 結構な力を入れないと角度が変わらないので微調整はかなり難しいです。先にマニュアルが箱の裏に記載があったことを書きましたが、最初あまりにも固かったので、何かロックとかがあるのでは?と勘ぐったほどです。力の弱い女性だとかなり苦労すると思いますが、足で踏んで引っ張ったりすれば何とかなります。妻にも自分の足で台を踏んでもらい手で引っ張ってもらったところ自分で角度を変えることが出来ていました。(微調整は時間を要していました)
ということで、女性はその点をフォローしてもらえる人がいる方がより快適に使えると思います。
iPad Proでの使用は想定していたが、想像以上に快適でした
もともとタブレットでの使用は想定していましたが、その効果は想像以上でした。
私のiPad ProはESRというメーカーのカバーを付けており、スタンドとしても使えます。
ESRのケースのスタンドは横置きでしか使えず、技術書のような縦で読みたい本や雑誌などは手に持って読むしかない状態でした。これは不便と感じていて、ケースを縦置き出来るスタンドに変えようかと思っていた程です。
最近特にSwiftの勉強をしていて、技術書をよく読むのですが、縦でないと文字が小さすぎることもあり強く思っていました。
しかし、このスタンドを購入し、そこにiPad Pro 10.5インチを乗せたところ最高に快適になりました。手に持たないことにより手の疲れもないですし、パソコンと同様に目線も上がって姿勢も楽です。想像以上に快適でした。
強度については微調整で苦労することを書きましたが、その逆のメリットもあり、iPad Proをスタンドに乗せてApple Pencilで手書きをしてもブレずに書くことが出来ます。それぐらいしっかりしているということです。
Apple Pencilで書くことは想定していなかったのですが、最近は手書きをよく使っているのでかなり便利に使えています。
強度を気にして製品を選んで正解でした。ただ、目が良い人でテーブルにiPadを置いても目を近づけたりするようなことがない人は、傾斜があるだけのスタンドの方がより安定して使えるでしょう。決して不安定ではないですが、筆圧の強い人ならなおのことです。(私は筆圧弱め)
ちなみにこの製品は滑り防止のゴムだけでなく、台の下側に受け手があります。
もちろんそこにもゴムが貼ってあり、安定性に寄与しています。iPad Proなどのタブレットではこの部分が重宝します。
写真はMacbookですが、写真の様にしっかり受け止めてくれていることが理解できると思います。これがiPadでも同様に受けて止めてくれるので、安定して本も読めますし、Apple Pencilを使った手書きにも耐えてくれのです。
Vinpok Taptekも3台まで接続切り替えが出来るので、私はMacbook ProとiPad ProとiPhone XRの三台を切り替えています。(日中はMacbook Proを仕事で使う会社のPCに設定しています)
結論 在宅勤務者ならば買うべき逸品です!
パソコンではなくiPad だけの利用者であっても、電子書籍を読む人なら買って損はありません。むしろ今まで以上に快適になること間違いありません。
また、最近はiPadが快適すぎてパソコンを使わない人も多くいると思います。ライターさんには多いのではないだろうか?そういう人なら、iPadとApple Pencilとマウスとキーボードがあればパソコンと変わらない使い方ができます。
インターネットとチャットやメールぐらいの人ならば、もはやパソコンではなく、iPadとマウスとキーボードとペン、それで十分な環境です。
その際に、このスタンドがあればパソコンと変わらず、いやそれ以上の機動性もあるので、むしろより快適な環境になります。
今回傾斜のあるタイプではなく、台座自体が持ち上がるタイプを選んでいますが、先にも書いた通り別途キーボードとマウスが必要になります。特にタブレット型のPCを使っている人ならなおのことです。合わせて買うとさらに快適なのでお忘れなく。
補足:その他細部の写真
少し残念な部分も含めて写真をいくつか掲載します。
駆動部分は硬すぎるが安定している台座。
硬すぎるがそうであるが故に安定している台座の駆動部分です。
反対側の台座の駆動部分は色が剥げているというか削れているというか...まぁ見えないですし、この金額でそこまでの完成度は求めていないので良いのですが、気になる人のために掲載しました。個体差はありそうですね。
台座から伸びている足の駆動部分です。クリックして大きな画像を見てもらうと分かりますが、台座とぶつかる部分に貼られたゴムがずれています。
次に折りたたむことがあるとすると、それは在宅勤務が解除された後に会社に持って行く時ぐらいなので全く問題ありません。
その時はおそらくその後自宅に持って帰ることはないので気にしません。(多分その時は自宅用にもう一つ買います)
反対側のゴムもズレまくりです。
こんな完成度ではあるが使用には問題ないです。
気にするような人は別の製品を選ぶと良いと思いますが、似たような金額感ならきっと完成度も同じようなものだと思います。
追記 会社で友人に見せてもらったMOFTがすごい
友人に持ち運びも可能なMOFTというメーカーのノートPCスタンドを見せてもらいました。これはなかなかすごいです。形を簡単に変えられるノートPCスタンドで、折りたたむとノートPCよりも薄くなります。
持ち運びも想定するならばこの製品はとても優れているのでオススメです。(値段は高い)友人はクラウドファンディングで購入したらしいです。
今はAmazonや楽天でも普通に買えます。
しかし、私が購入したスタンドの様に、PCを開いた状態で、斜めに設置できない点には注意をしてください。というのも、スタンドから画面の位置が離れてしまいますので、目の悪い人は姿勢が悪くなる可能性があるからです。ということで、ご自身にあったスタンドを購入して、快適なテレワークでコロナを乗り切りましょう。