中古で購入した富士フイルム X-Pro2をようやく使い始めました。
手に入れたばかりの感想をまとめていきます。
- 中古でX-Pro2 Graphite Editionを購入
- 美しいボディだがグリップが欲しくなるボディ形状
- 軍艦部が平らですっきりしている
- グラファイトは良かったのか?
- 実際に撮影!
- フィルムシミュレーションは楽しい
- 富士フイルム X-Pro2が正解
中古でX-Pro2 Graphite Editionを購入
マニュアルも付属していなかったので、一瞬焦りましたが心配不要です。
Web上で使い方を解説するサイトが用意されていますし、マニュアルのPDFファイルがダウンロード出来るようになっています。(ちょっとホッとしました)
そもそもマニュアルもたいして読まないのですけれどねw
その昔、妻がCONTAX G1の中古を購入し、我が家にフイルムカメラブームがきたことがありました。(かなり前の話です)
その際に富士フイルムのクラシカを調べたことがありました。しかし、結局購入には至らず、その後富士フイルムとは疎遠だったため、初めての富士フイルム製品となりました。
美しいボディだがグリップが欲しくなるボディ形状
改めて美しいカメラボディだと思います。すでに数回持ち歩いていますが、レンズまで含めると全体が軽量で持ち歩きが苦ではありません。レンズも短いので私のカバンには非常に収まりが良いです。
強いて言うならば、カメラを手持ちした際に、グリップする部分が少ないことが難点です。
本革ハンドストラップを付けているので不安は感じていないですし、見た目を損なうのも嫌なのでグリップを買う予定はないですが、持ち歩きに苦を感じるようならばハンドグリップを購入しようと考えています。
ちなみに私が装着している本革ハンドストラップはオリンパス製ですw
購入したのはPEN LITE E-PL1を買った時で、ラリージャパンを見に行った時だったので2010年のものですが、デザインもシンプルで革の柔らかさも気持ちよくて、今でも愛用しています。
革が割れる様子も今のところありません。
PEN LITE、OM-D、α7とずっと使っていて酷使してるはずですが、とても長持ちしています。本当にオススメです。ロゴなどでOLYMPUS製品であることを全く主張していないのが良いですw
革製のハンドストラップを探している方はオリンパスも候補に入れて考えた方が良いと思います。
製品名・型番 OLYMPUS ハンドストラップ ブラウン本革 CSS-S110LSBR
軍艦部が平らですっきりしている
カメラの上部(軍幹部)が平らでカバンに入れて持ち歩きする際も収まりが良いです。
実はα7との大きな違いはこの部分でした。
ここにペンタ部の出っ張りがあると、意外と鞄への収まりが悪かったりするのです。
グラファイトは良かったのか?
ボディーカラーは普通のブラックでも良かったかもしれません。
理由はブラックでも十分格好良いからです。
しかし、グラファイトだと所有欲がさらに満たされます。ブラックよりも高いだけの価値はあると思います。よりカメラっぽさというかメカメカさが強調されるように思います。そして、ブラックの部分とグラファイトの部分によって、単色が多いカメラ本体の存在感が増します。この辺が所有欲を満たしてくれる部分なのかなと思っています。
贔屓目にはなってしまいますが、すでに新品では買えないので、中古で良いものが出ていたら購入することをお勧めします。
普通の人はこれが限定品であることは気がつかないでしょうが、そんなことは気にする必要はありません。自分のものですから、自分が満足ならそれでいいのです。
実際に撮影!
色味は期待通り。これはVelviaでの撮影。発色がとても良いです。
しかし、SONYのVividほどのきつさはありません。
あのきつさも好きであったのですが、さすがは富士フイルムな色味です。
縦の撮影も本体がコンパクトなので楽です。レンズが重くないのも購入理由の一つです。フルサイズはレンズ立派で重くなる傾向がありますからね。
※全てXF 23mmで撮影
フィルムシミュレーションは楽しい
Astiaで撮影してみました。こういう雰囲気の写真に憧れていたので、何でもないものを撮影していても笑顔になります。これからの季節はこういう雰囲気の写真が似合います。加工でこんな写真を作ることも容易ですが、加工しなくてもカメラだけでその場の雰囲気に合わせて撮影できるところに魅力を感じています。
これはクラシッククロームです。空気感のある絵もなかなかです。
これもクラシッククロームです。秋の海が表現できていると思います。
淡い色使いのように見えて、海の深い青さはしっかりと出ています。
α7の時はほとんどがVividできつめの色味でしたが、富士フイルムの色味はやっぱり良いです。期待通りの写真が撮れます。
富士フイルム X-Pro2が正解
α7を買うときに当時X-E2とかなり悩みましたが、当時は初めてのフルサイズに憧れてα7を選びました。
今回は富士フイルムを選択したし、フルサイズからAPS-Cにセンサーサイズをダウンさせましたが、これはフルサイズを使ってみて、自分の被写体や撮影スタイルには必要ないことがわかったからです。遠回りしたとは思っていません。
きっと風景写真だけを撮っていたならば、今でもα7が正解だったと思います。
野鳥を撮影するようになった事が、フルサイズを買った当時とは大きく変わる部分です。
今回はPEN-Fも選択肢にはありましたし、PEN-Fを選んでいても満足していたのではないかと思います。ただ、野鳥撮影では満足でも風景写真ではきっとレンズなりカメラ本体なりに不満が出たのではないかと思っています。間をとってAPS-Cというわけではないですが、自分にはちょうど良いと思っています。
これからの季節はカメラを持ち歩いて散歩をしても、暑くて嫌になることもないので非常に楽しみです。散歩をすれば野鳥に会え、都内を歩けば素敵なイルミネーションが観れます。どちらも大してお金もかからず楽しい遊びなので、是非皆さんもカメラを持って出かけてみてください。
ちなみに私はポケモンGOもついでに楽みますw(写真撮影中はさすがにやらないですが)
数年後に「やっぱりAPS-Cではなくフルサイズだ!」とか言っていたら笑ってやってください。「やっぱりm4/3だ!」というのはアリかもしれませんがw