出典:トヨタ カローラ スポーツ | トヨタ自動車WEBサイト
トヨタ カローラに久しぶりにハッチバックが帰ってきました。
私は大歓迎です。
3ナンバーとなり、ボディーもワイドでデザインも今までのデザインが嘘のように格好良くなりました。
- 私はカローラGTが好きだった
- iMT(インテリジェントマニュアルトランスミッション)
- 国産はMT or CVTが大半だが海外はシーケンシャルMT
- カローラスポーツの魅力
- エアロを装着する事で格好良さもバッチリ
私はカローラGTが好きだった
私が若い頃にはまだカローラは全盛でした。
カローラレビン、スプリンタートレノ、そもそもカローラにも「GT」というグレードがあり、AE86に搭載されていた4AGのエンジンで良い車だった。(高校を卒業してすぐに働いていた友人やすぐに車を親に買ってもらった友人の数人はトレノ・レビンがほとんどでした)
私の父が(セカンドカーとして)92トレノ、110トレノに乗っていたこともあって、私にとってカローラ・スプリンター兄弟はとても馴染みの深い車であり、私が免許を取得した時は92のトレノを散々乗り回しさせてもらっていた。
どんなに輸入車が好きな人だってカローラを知らない日本人はいないと思います。
86レビン、86トレノは残念ながら86という別の車名で復活してしまいました。
悲しいことではありますが、わかる人はスプリンター トレノとカローラ レビンを連想しているはずです。
いや、知らないであろう若い世代であっても、「86ってなんだ?」ってググったのではないでしょうか?
レビンとトレノは2ドアFRクーペという走りに向いた車であり、今回のカローラスポーツは残念ながらそこまではいきません。
しかし、とても面白い機構が搭載されますし、名前だけでなくスポーツ性能も盛り込まれます。
iMT(インテリジェントマニュアルトランスミッション)
出典:トヨタ カローラ スポーツ | 燃費・走行性能 | トヨタ自動車WEBサイト
まずこのiMTです。
これはインテリジェントマニュアルトランスミッションと呼ぶ機構なのですが、いわゆるヒールアンドトゥをやらなくても、ギアチェンジ時のエンジン回転数を自動的に最適に合わせてくれるという優れものです。
しかし、MTとしては優れものなのはよいのですが、DSGなどのシーケンシャルMTにしてくれたらさらに良いのでは?と思ってしまいます。
国産はMT or CVTが大半だが海外はシーケンシャルMT
海外勢の大半はシーケンシャルMTで燃費も良くなっているのに対して、国産はハイブリッドなのはいいとして大半がCVTです。
CVTも昔と比べれば改善されていて、最近は悪いとは思わなくもなってきていますが、スポーツ走行にはまず市販車のCVTはあり得ません。
別にFitもRSはスポーティーですし、ヤリスもWRCに出ているわけですから、もっとスポーティーなグレードがあってしかるべきだと思います。(※その後GRが追加されました)
しかし、国産勢はスポーティーな車はMTで、それ以外の大半はCVTという状況です。
一向にシーケンシャルMTがないのは何故なのでしょうか。やはりコストなのでしょうか?ちなみに高級車はギアの多いAT(7速とかw)が多いですね。
すこし前になりますが、ランサーエボリューション XにはSSTというシーケンシャルMTがありましたし、現在のGT-RだってシーケンシャルMTです。
ポルシェやフェラーリだってそうです。
国産勢ももう少し価格を上げてもいいから上位グレードの車を出してくれたら良いのにと思ってしまう。価格を下げることに躍起になりすぎていると思ってしまいます。
カローラスポーツの魅力
先のiMT以外にもドライブモードの選択という輸入車には多く設定されている走行モードの選択機能も搭載されています。単純にいうと、スポーツモードならばサスペンションが硬くなって、コーナリング時のロールが減り、高速走行時の安定性が増すメリットがあります。
これも輸入車には多いですし、国産の比較的高価な車種には搭載されている機能です。
そして、スポーツモードにすると、電子スロットルの開度が変わり、加速が良くなります。この機能も輸入車では珍しいものではないですが、カローラで実現したことを私は嬉しく思います。
今回のカローラスポーツは、元々カローラハッチバックが海外向けにオーリスという名称になり、再びカローラスポーツとして戻ってきたというのが一般的な見方だと思いますが、それでも名前にカローラが付いていることに意味があると私は思います。
メルセデスもBMWも1シリーズとかC CLASSとか車のカテゴリとかレベルだけで振り分けてラインナップを整理しているが、トヨタは全てカローラで統一して車種を絞るのと、その中のグレードをもう少し豊かにして高級グレードを出すぐらいの変革をしてほしいと思っています。
86にしてもJPN TAXIにしても、デザインは良い方に向かっていると感じるので、トヨタにはもう少し頑張ってほしいと思っています!!!
がんばれ国産車!!!
エアロを装着する事で格好良さもバッチリ
エアロパーツ類はTRDも出しています。
ハッチバックの王者 ゴルフの横に並んでいても、決して見劣りしないと思います。
売れてくると、さらにいろんなエアロなどのパーツも出てくるでしょうから、まずは販売台数が伸びることに期待したいです。
おそらくこれからG'zやGRなどを含む特別仕様車や限定車が出てくると思いますが、そういったグレードの登場が待ち遠しいです。
さらにセダンも出てきますので、そうなるとよりエアロなどのパーツ類が出やすい状況になると思いますので、面白いことになるのではないかと期待しています。