足が痛かったので無理はできなかったが、車の運転には支障がなかったし、しょうぶ園は駐車場から歩いてすぐなので、思い切ってα7とOM-D E-M5を持って撮影に出かけた。
今回は下記の構成。
- α7 + CarlZeiss Biogon 35mm F2
- OM-D E-M5 M.Zuiko Digital 12-100mm F4 PRO
今回は画像の加工は一切なし。
カメラでホワイトバランスを弄ったりはしているがその程度。
二つのカメラとレンズで撮影しただけだ。
α7で撮影したしょうぶ園
一番上の紫陽花もα7で撮影した写真。
周辺減光が厳しいので、露出は+0.3(上の2枚)とかしているが、もう少し明るくしても明るさに負けて色が潰れたりはしない。
これがやはりフルサイズだ!というところだが、1インチのセンサーのRX10も全く負けていなかったことを考えると、マイクロフォーサーズだっていい写真が撮れるはずだ!
ということで、今回はOM-D E-M5も持ってきている。
実際にマイクロフォーサーズで撮影した写真を見てもらおう。
OM-D EM5で撮影したしょうぶ園
今回OM-D E-M5はα7に負けないぞ!という意気込み?があったので、敢えてOlympusのレンズであるM.Zuiko Digital 12-100m F4 PROを持ち込んだ。

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望遠寄りの焦点距離を使うと、ボケも綺麗に出てくれている。
フルサイズのα7を使っている私でも満足できる。
防湿防滴のOM-D E-M5とPROレンズではあるが、こういう写真を見るとコンパクトさやすでに持つレンズラインナップを考えても山登り用という限定的な位置付けではなく一軍として使っていける実力。
F4のレンズだからということもあるが、ピンクも紫も美しく発色して、なおかつシャープさが他のメーカーよりも強い。
OM-Dを使いたいと感じるのは、このシャープさが求められる時だ。
マイクロフォーサーズだから...ということではなく、イメージとかけ離れることなく、シャープさとボケを手に入れられるカメラとレンズだ。
強いて言えば、E-M5だと画素数が...と感じることがα7との比較では感じるが、こういうブログにリサイズして掲載するぐらいだったら全く問題ない。

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しょうぶと言ったら紫は欠かせないが、決しておかしな色味になることなく綺麗に発色している。
そして緑の綺麗さにも目がいく。私の滅茶苦茶な構図でもシャープな部分とボケている部分としょうぶの葉をとても上手に表現してくれる。
強い陽の光を浴びたしょうぶもよく表現できている。
やはりピントの合っている部分のシャープさが際立っている。
これも我ながらよく撮れている。
普通の写真ではあるが、これが一世代前のマイクロフォーサーズで、ここまで綺麗に撮れるのだ。RX10m4を使って1インチセンサーに驚き、改めてマイクロフォーサーズも見直した。
それでも忘れてはいけないこともある。
マイクロフォーサーズはセンサーが小型であり、本体も小型のものが多い。
もちろん安価なものもあるが、高価なものと安価なものとには機能差がある。マイクロフォーサーズだって高級機種ともなると10万円は余裕で超えるのだ。マイクロフォーサーズの最高機種となるであろうOlympus E-M1 Mark IIについては、すでに発売から1年半経過しているが、現在でも17万円を超える価格だ。

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最近の私は、以前も買おうと何度も思っていたPEN-Fのコンパクトさに魅力を感じている。iPad Proを買ったことで、持ち物が増え、カメラの大きさが気になってきたからだ。
望遠側を使うことでちゃんとボケも出せる。
これはやっぱり便利な12-100mm F4でもPROレンズのおかげというのもあるだろう。
100mmの焦点距離側だとボケも綺麗に出る。
単焦点で自分が動いて絵をつくるというのはありますが、望遠でも自分が動く事でこういう絵も作れる。寒い時期は野鳥ばかりだったので、少し前の下田の紫陽花に続いてではあるが、この写りの良さを見てしまったら、一気にマイクロフォーサーズいいじゃん!という気持ちになった。そしてよりコンパクトなPEN-Fに心が写ってしまったが、愛用のα7は手放せないよなぁとか思いながらも、次はどこにどのカメラを持って行こうかなと考えている。
今年は足を痛めていることもあって開成町の紫陽花を見にいけなかったのが唯一残念ではあるが、自分の動ける範囲で楽しめる事をやろうと思う。