E-M5に12-100mm F4を装着して、しょうぶ園に行ってきた。
しょうぶ園は、7月に入ると駐車場が無料になるのでまだ花の残るこの時期は散歩するのに都合が良い。
関口牧場のソフトクリームを食べに行くだけでも価値はある
関口牧場のソフトクリームは有名だと思うが、駐車場も少なく路上駐車をしている人が多い。しかし、あの場所は急な登り出し下り側はカーブをすると突然下りなのと、信号がないからスピードを出してる人も多く非常に危険だ。
そんなソフトクリームを安心して車を駐車して食べられるのも魅力なのだ。
わざわざ行っても決して無駄ではない。
ちょうどハスの咲く頃だった
蓮となると大抵の場合は間近では見られずズームが欲しくなり、まさにこの12-100mmが威力を発揮するところではあるが、しょうぶ園では間近で見られるのだ。ズームの威力が発揮できないのは残念だが、今回全てJPEG撮って出しのこの色味は非常に良い!やはりこれまでのOM-D E-M5と同じでもレンズがPROに変わるだけで写りも変わるものだ。
フルサイズのα7でボケすぎでむしろ絞っていくことが多かったわけだが、ボケにくいマイクロフォーサーズなら普通に撮ってもそんなにボケないのが良い。物撮りなんかはα7よりも確実に良いと感じた。
1600万画素を少々悲観していたが、レンズが良くなったことで画素も全く気にならなくなった。レンズ一つでここまで変わるのかと思うほど鮮やかかつ綺麗に撮れたことで、秋の野鳥撮影シーズン到来まではE-M5で満足できると思う。
さらにズームでありながらもここまでの写りというのにも驚いている。
今まで気に入ったズームは、Canon FE 24-105 F4L、SONY SEL2470Z、Olympus M.Zuiko Digital 40-150mm。
カメラに付属していたものを含め、オリンパスの標準域のセットレンズのズームはどれも残念な気持ちになった。しかし、それはレンズの性能の問題であって、本体の問題ではないということを改めて感じた。高価なレンズはなかなか手を出せるものではないので、カメラ本体の性能を知る前に買い換えてしまう人もいるのではないかと思う。
カメラ本体自体は、そこそこのモデルだったり中古だったりしたとしても、レンズだけは中古でも良いレンズを使わないと本体の本来の性能は引き出せないだろう。レンズの重要性は十分理解していたつもりだが改めてそう感じた。

OLYMPUS マイクロフォーサーズレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 高倍率ズームレンズ 防塵防滴
- 発売日: 2016/11/18
- メディア: 付属品
単焦点の方が明るくていいのになぜにわざわざ高いズーム?
答えはズバリ写真撮影に集中できる!撮影という行為自体をストレスなく楽しめるというのが私の見解だ。
今までならば、MFでもいいので写りの良い単焦点を...という傾向だった。しかし、撮影に夢中にはなるものの、単焦点であるが故の画角の違いで満足する撮影ができない場面があった。また、MFだとAFと違って時間がかかりすぎてしまい、シャターチャンスを逃すような場面も多数あった。
それが、満足な写りで35mm版換算で24-200mmときたら言うことないだろう。
はっきり言ってかなり気に入った。
レンズは予想通り大きいので、少しでもコンパクトにしたいと言う方は、12-40mm PROを選ぶと良いだろう。F2.8通しで35mm換算で24-80mmというのも使い勝手がいいはずだ。

OLYMPUS 標準ズームレンズ ED 12-40mm F2.8 防塵 防滴 マイクロフォーサーズ用 M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO
- 発売日: 2013/11/29
- メディア: エレクトロニクス
他の焦点距離も含めて今後はPROレンズ以外は手を出さなくなるかもしれないぐらい良く撮れていて写りも気に入った。
睡蓮・蓮の撮影が今から楽しみである。

OLYMPUS 単焦点レンズ ED 25mm F1.2 防塵防滴耐低温 マイクロフォーサーズ用 M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
- 発売日: 2016/11/18
- メディア: 付属品
ちなみに単焦点で絶賛興味があるのはこれ↑
これは絶対に良い写りであること間違いなし!
いつになるかわからないけれど、手に入れたいと思っているレンズだ。
いずれボディーもE-M1に...と考えてしまうのかもしれない。